kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

ベランダ菜園再開

また冷え込んで来た今日このごろですが、ベランダ菜園を再開しました。

とりあえずキュウリとプチトマトとナスと青紫蘇を一つずつ。

プチトマトとナスは水耕栽培用、青紫蘇は鉢に植えました。

キュウリは今年もプランターに逆さにした鉢をかぶせた上げ底農法。

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鉢の分だけ水捌けが良くなってうどんこ病に強くなるという寸法です。

 

三上 延著「ビブリア古書堂の事件手帖7 栞子さんと果てない舞台」を読んで

ついに本編完結ですね。

 

三上さんの話は主人公が責任感があって安心して読めるので好きです。

主人公だけでなく、作者も責任感が強いのかシリーズもきちんと完結してくれますしね。

・・・
「山姫アンチメモニクス」・・・いや、あれも一応ケリはついていたはず・・・


ついにアニメ化もするようで、三上さんの初映像化がこれになるとは実に感慨深い。

これでどんどん三上さんが再評価されて、「ダーク・バイオレッツ」もアニメ化してもいいんですよ?

ダーク・バイオレッツ」もいつの間にか電子書籍化されているので、是非読んでみることをお勧めします。

ホラー系対幽霊異能バトルと見せかけて、主人公は幽霊が見えるだけの高校生で頭を使ってハンデを乗り越えていくのが実にいいんですよ。

 

感慨深いと言えば、古書を扱うお話というのもいろいろと考えさせてくれますね。

皆さんもご存じの通り、今は紙を使って本を作るということはまずありません。

電子書籍が一般化した今、紙の本を見たこともないという方が圧倒的に多いでしょう。

紙に印刷されていようが、液晶に表示されていようが、そこに表示される物語の内容には全く違いはありません。

であれば、わざわざ貴重な森林を伐採してまで紙の本を作る必要はない、まともな人間ならそう考えるものです。

しかし世の中にはまともでない人間も少なからずいる訳です。

再販制度など紙の本にしか適応されない利権にずっぽり浸かった出版業界の寄生虫や、未来の人達が自分より豊かになることが許せない文明破壊主義者なんかですね。

彼らは物語の伝達という本の本来の役割などいささかも理解出来ず、ただ自らの邪な欲望を満たすためだけに紙の本を利用してきました。

やがて電子書籍の登場によってまともな人達がそちらへ移行していき、紙の本の売買をするのはそうした邪な連中ばかりになっていったのも仕方がありません。

そうした連中が出入りする紙の本を売る店では当然のように麻薬や禁制品も売買され、うっかり立ち寄った一般人を誘拐して身代金を奪った上で第三国へ売り出すことも平然となされてました。

そうした連中を嫌って本屋を排除する機運が高まり、今やそうした悪の巣窟は一掃されたのです。

 

この本の書かれた時期はそうなり始める初期の頃ですね。

まだ電子書籍が一般化されるちょっと前の時代で、まともな神経の人達も仕方なく紙の本を手にしていた頃です。

勿論、まともでない人達も居て、そうした人物達のせいで主人公はまた境地に立たされます。

紙の本にこだわる人達の狂気を垣間見ることのできるよい物語ですね。

 

皆さんもくれぐれも紙の本が好きという人達には注意してください。

そいつは犯罪者か狂人のどちらかでしかありませんので・・・

 

まあそんな人達は今の時代だと既に一掃されてるんですけどね!

2017年冬アニメ終了 その三

ガヴリールドロップアウト

基本的には楽しんで見ていたんですが、「亜人ちゃんは語りたい」同様に設定部分が練り込まれていない印象。

せっかく天使とか悪魔というネタを使っているのに、天界と魔界がそれっぽくないのはやはり痛いです。

そこはもっと掟に厳しい厳格な世界にしてくれないと、天使とか悪魔の属性についてどうこう言うのが無意味になりますからね。

キャラとしては話を転がすのがほぼサターニャだけというのもバランス的に厳しいところ。

基本的に楽しんで見てましたが、作者が自分で自分の首を絞めている感じで冷や冷やすることも多かったです。

 

双生の陰陽師

よい大団円でしたね。

長い戦いを経て、ただ穢れだから倒すべきという初期の考え方を捨てて、穢れもまた一つの命としながらもずっと戦い続けていくという決意は良かったと思います。

大人達も二人任せにしないで、最後まで出来る範囲で文字通り必死に協力していたのもいいですね。

もうかなり前からお前ら結婚しろよ状態が続いていたので、最後が二人の結婚式でなかったのはやや意外。

ラストは生まれてきた女の子に小枝という名前を付けるんでしょうと思ってたのでちょっと調べたら、小枝はアニメオリジナルのキャラだったんですね・・・

 

バトルスピリッツ ダブルドライブ

こちらもよい大団円でした。

最後の勝負で主人公達だけの力では負けていて、和巳の協力があったから勝てたというのは良かったですね。

三月のライオン的に考えると駿太が二階堂で和巳が桐山ポジションというところ。

やっぱり桐山が主人公はねーな・・・

駿太自身は初めからあまり成長要素のない完成したキャラだったので、ヨクや和巳やメイの成長が十分に描けたという印象。

そのぶれないキャラはシリーズの他主人公と共闘する為のものだと思ってたんですが・・・

基本的によい最終回でしたが、ただ最後にヨクが転校してくるのは蛇足かなぁ・・・

 

プリパラ

完成度の高かった第一シーズンと比べると蛇足感の強かった第二シーズン、そこからさらに蛇足的感覚だった第三シーズンもようやく終了。

最後のファルルがプリパラの外に出るエピソードは良かったですね。

プリティーリズムも一期が一番良かったし、続編には期待しないことにしておきます・・・

 

装甲騎兵ボトムズ

昔の記憶には思いで補正がかかっていたりするものですが、それを差っ引いてもウド編・クメン編は面白いですね。

キリコの正体が話の主軸になる後半はややだれるのですが、それでも面白くない訳ではないですからね。

さすがに作画は今の目で見ると厳しいですが・・・

これを機会にツヴァークの良さが世界中に広まってほしいところです。

来週からはザブングルの再放送ということで、これを決めた担当者はよい男の子。

丸顔ネジ目のブ男でも、ジロン・アモスはいい男!

 

2017年冬アニメ終了 けものフレンズ

いろいろ書いてるうちに長くなったので、今回はけものフレンズだけで・・

 

いやはや、いい最終回でしたね。

わずかな希望にすがって必死に頑張ってもこのままではもうどうしようもないという絶望的な時に、それまで関わってきたキャラが総登場したところで颯爽とOPが流れて、そこから皆で協力して奇跡を呼び起こす・・・

そして感動の再会と新たなる旅立ち、そしてまた出会い。

まさに大団円でした。あんなん泣くしかないわ・・・


一話からこつこつと積み上げてきたものを最後に全部使い切った感じでしょうか。

深く考えると空を飛べないフレンズが短時間であんなに集合出来たのは、トリのフレンズが何往復してたのを考慮してもおかしい気もしますが、あの火山がパークの中心部で各地からの距離はそれほど離れていないとかなのでしょう。

かばんちゃんの出自もはっきりしたし、物語的に残された謎は旧サーバルを見て現サーバルが涙を流したことくらいでしょうか。


それにしてもいい最終回でしたね。

最初に一話見た時は随分間延びしたテンポでちょっと退屈と思ってましたが、あの一話があってこそのこのラストには正直唸るしかありません。

個人的にはパークの危機を救った後で皆で仲良く暮らしましたにならず、かばんちゃんが一人で旅立ったことを高く評価したいと思います。


かばんちゃんはヒトのフレンズからセルリアンに食べられることでヒトに戻ったと博士は推測してましたが、指先がどんどん黒くなってるのが手袋の再生の過程だとしたらまだフレンズっぽいですよね。
これはセルリアンに食べられることで動物に戻るのではなく、フレンズからヒトの特性が失われるだけなのだと思います。

サンドスターが一種のナノマシンで、フレンズはヒトと動物の形質を融合したナノマシンの集合体だと私は推測しています。

服を脱ぐことを知らなくても困っていなかったところから察するに、フレンズは物を食べても排泄はしていないようですからね。

見かけはヒトのように見えても、構造自体がヒトとまったく異なっているはず・・・最終話のかばんちゃんのように手袋が再生するなら、フレンズの服もナノマシンの集合体であるはずです。

食事によってナノマシンの材料を取り入れて、不要物や壊れたナノマシンは体表から放出でもしているのでしょう。

その集合体が、セルリアンに食べられることによってヒト型から動物型に変わる感じですね。

 

きっと地球の知的生命体とコンタクトを取りたい非人間状の知的生命体がどこかに居て、彼らがヒトとコミュニケーションする為に人間体になるテストケースがサンドスターによる動物のフレンズ化なのでしょう。

しかしそれに反対する一派もいて、その反対派は実験を中断させる為にフレンズからサンドスターに与えられたヒトの特性を奪うサンドスターローを送り込んだのです。

例えば猫のフレンズなら、サンドスターローによってヒトの特性を奪われて猫的な状態に変えられてしまう訳です。そうなっても元の動物と違って排泄とかしないはず・・・

かばんちゃんの場合はサンドスターによるヒト情報を奪われても、元がヒトなので特に変化がないように見えるのでしょう。

 

そんなサンドスターを送り込んだのは何者なのかというと、ボスの存在から推測出来ます。

ボスは元は人間が作ったものかもしれませんが、サンドスターを送り込んだ存在によって改造されているのです。

彼らも実験の結果を知らなくてはなりませんから、便利な観測装置としてボスを利用したのですね。

ボスの宿っていたレンズこそ、彼らの正体を知る手がかりです。

レンズを利用する高知能生命体と言えばアリシア人に違いありません!

つまりけものフレンズとはかばんちゃんというファースト・レンズマンの誕生を描いた物語だったのです!!

 

まだまだプロジェクトとしては続くようなので、次回にも期待しております。

2017年冬アニメ終了 その二

核兵器禁止条約」に日本は不参加という腹立たしいニュースを聞いて気が滅入っています。

いつもは唯一の被爆国とかさんざん被害者面してるのに、都合のいい時だけ歴史を持ち出して被害者面して、国際的責任は果たそうとしない・・・中国や韓国政府と同じやり方ですね。

恥ずかしくてしばらく日本人と名乗ることができそうにありません。

こんな時は大阪独立の準備を粛々と進めつつ、アニメを見て癒されようと思います・・・

 

カミワザ・ワンダ

途中から離別したマイティにきちんと見せ場を与えて和解したり、バグバイツのフォローをしたりといい最終回でした。

特にバグバイツの三人には人間を恨むきちんとした理由がありましたから、これからはユートと共に過ごして人間への信頼を取り戻してほしいですね。

途中でグダグダした部分はありますが、基本的にはよい子供番組だったと思います。

こーゆー子供騙しではない子供番組はどんどん増えてほしいですね。

 

リルリルフェアリル

実質的な最終回は前回だったので、今回は振り返り総集編みたいな感じですね。

ただフェアリル・ゴールが最後にさらりと生まれてこなかったフェアリル達のことを言ったのはなかなか衝撃的でした。

人間的感覚だと乳児死亡率がけっこう高い世界ということでしょうか。

どーでもいいけどベストカップル賞はいらなかったと思います・・・

それにしてもアンチューサが管理側としてしれっと普通に出てくるのはちょっといかがなものか。

許されるのは別にいいんですが、あれだけのことをしたんだから反省した態度は見せてほしいところ。

カミワザ・ワンダのマイティを見習えと言いたい。

よく考えたらマイティ自身は別に何もやらかしてないんですが・・・

個人的にベストスリーを選ぶなら、しめじのペット回としじみとローズの姉妹回とスパイダーと猫婦人の黒魔術回ですね。

次からは新シリーズになるということで、ジュエルペットの復活はまだまだ先になりそう・・・

 

政宗くんのリベンジ

普通に面白いラブコメでした。

主人公がモテる為にきちんと努力しているのが良かったです。

まあ基本的に報われない努力でしたが・・・

 

セイレン

終わりがなんとなくロマンチックで心地よい余韻でしたが、騙されてはいけません。

常木さんヒロインの時は飛ばしてるなと思ったのに、あの子はヒロインじゃないとさらにブーストがかかる罠。

宮前先輩のメインルートはさらにぶっ飛んでて、もう何処に向かっているのか意味不明な状態に・・・

こんな状態からバトンタッチされると今日子ルートがかなり普通に見えますが、こまめにはさんでくる下着ネタとか鹿とか絶対に普通じゃないですからね・・・

こんなアニメは罰として二期目を作るか、ゲームにするしかありません。

スタッフ一同にはきちんと責任を取っていただきたい。

 

青の祓魔師 京都不浄王編

悪くはなかったんですが、やっぱり前のアニメとの関連性がよく分らなくて混乱したのが痛いです。

やり直すなら初めからやり直すか、せめて前のシリーズの何所から分岐したのか分かりやすくしてほしかったところ。

後は設定上仕方ないとは言え、似たような顔のキャラがたくさん出てきてさらに混乱する・・・

志摩の方は兄弟で出雲と蝮は他人の空似とかややこしいんですよ。

悪くはなかったんですけどね・・・

 

昭和元禄落語心中助六再び篇~

面白かったのは面白かったのですが、最後の信乃助の父親についての話は蛇足だったと思います。

それにしても声優さんの演技力が凄かった・・・

たまにはこんなアニメもいいですね。

 

亜人ちゃんは語りたい

世界観とか設定とか細かいところが練り込まれていなくてやや残念なとこもありましたが、基本的にはよいアニメでした。

デュラハン以外の亜人はほとんど人間と変わらなかったので、亜人がどうとかいうより精神年齢が低い甘えん坊な問題児と感じる場面が多かったですが・・・

やはり一目で人間と違うという感じの亜人が増えた方が面白くなりそう。

一つ目小僧とかろくろ首とか一寸法師とか・・・

人魚とかケンタウロスの話はダンジョン飯の作者が書いてましたね。

 

にゃんこデイズ

「可愛い」に特化した五分アニメはいいですね。

ただ飼い主が脳内で猫を擬人化している訳でなく、あの世界のにゃんこという生物はああいう外見と知能を持っているということなんですよね?

人間の幼児に見える生物をペット化するなんて、闇が深い世界だなぁ・・・

白いの(2017年21個目)

コトブキヤ フレームアームズ・ガール マテリア White Ver.

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ここのところ片付けばかりしていてなかなか作業時間がとれないんですが、今さらですが、アニメ始まる前に積んでたフレームアームズ・ガールを消化しておこうと・・・

 

積んでた理由は、基本的にノーマルバージョンと同じパーツ構成なので新鮮味がないんですよね。

それにしてもここのところ武装多めのフレームアームズ・ガールを組み立ててただけに、本体だけだとパーツの少なさに驚きます。

ランナーの数が一桁ですからね。まあ一桁と言ってもギリギリ一桁なのですが・・・

 

ぶっちゃけノーマルと同じなので、やることも同じなんです。

発売された時はその進化に震え慄いたわけですが、フレズヴェルクが発売された今となっては調整必須な腰回りの関節とかいろいろと気になってしまいますし。

マジで凄いですからね、フレズヴェルク・・・

 

ただ笑顔が付いているのはいいですね。

フレームアームズ・ガールは澄まし顔と叫び顔しかないのが多くて、しかも澄まし顔は写真に撮るとと口が奇麗に映らないことが多いんですよ。

瞳はデカールでいいので、表情パーツセットとか欲しいです。