kindle沼日記

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責任の所在

ぶっちゃけ地震に関しては日本に住む以上運だと思うんですよね。

天災に関してはある程度以上の対策なんて出来ませんし・・・

 

ただ原発の災害については完全に人災だと思います。

一番責任を取らなきゃいけないのは杜撰な管理をしていた電力会社で、次が原子力政策を進めてきた歴代の政治家で、一番最後が電力を使ってきた私達ですよね。

当然物心ついた時には既に原発があったという人も沢山いると思いますが、その恩恵を受けていたことは否定できないでし、原発に関しては程度の差こそあれ、日本に住んでいる以上皆にある程度は責任があると思うんです。責任がないと主張できるのは子供達くらいですよね。

 

未だに原発安全神話に騙されてたって人がいますけど、それは本当なんでしょうか。

私は原発の危険性はほとんどの人が認識してたし、その為の対策も実はされてたような気がするんですよ。

だから地方に原発があるんですよね?

万一爆発してもそこならどうなってもいいと思う所に建てたんですよね?

 

原発を建てられた地方に住んでる人達の中には本当に騙された人も多いでしょうけど、そこに住んでいて原発が危険だという話は何度も聞いたことあると思うし、その中で危険だと言う意見に耳を塞いで住み続けるという決断してる訳ですから、これも一方的に人を責めることは出来ないと思うんです。まだ私が学生の頃ですが、原子炉の近くの街の飲み屋で原子炉の危険性を議論してたら店の人に叩き出されたことがあるので・・・

住み続けることを選んだ人達にも、危険から目をそらし続けた責任はあると思うんですよね、少なくともその土地に暮らしていた子供たちに対しては。

 

そんな感じで、選挙権がある年齢以上なら皆なんらかの責任はあると思うんですが、今朝の報道見る限りでは取材してる側もされてる側もちょっとその辺が無自覚な人が多いような気がして、あさっぱらからぐだぐだと書いてしまった訳です。

 

責任があるのは自覚してるんですが、どう責任をとればいいのかは正直分かってないので、その辺の問題提起を報道番組には期待してたんだけどなぁ・・・

 

いい案が出るまでは外国に寄付しつつ、国内向けには節電と省エネに励むことにいたします。