今シーズンのアニメ
GWでようやく録画した番組の消化も出来たので、何処に需要があるか分かりませんが40才独身男が今見ているアニメを見ている順に書いておきます。
キングダム
BSで先に視聴してる還暦過ぎた父親が、「お前こんなに面白いものを見てないの」的挑発を私に繰り返しており、対抗する為に見ざるをえないのです。いや、面白いとは思いますよ。キャラの動きというかアクションシーンに何か違和感を感じる以外は楽しく見てます。
後、ネタバレされても歴史物だとあまり腹が立たないのもいいですね。
これはもう鉄板ですね。究極超人Rのお気楽部活物語と正反対の熱血物ですが、昭和の頃のスポ魂物ともまた違って、個人の活躍よりキャラが暮らしている環境というか人間関係がメインな気がします。小さなエピソードの積み重ねがホントに小憎らしくて、登場人物の何気ない一言が過去エピソードに繋がって毎週滂沱の涙を流してます。歳を取って涙もろくなったというのもあるかも知れませんが、これはいいものだ。ただ今期は対戦相手まで細かくフォローしてる分、若干ストーリーの進行が遅い気はするし、ボイ・・・かなちゃんがメタ発言するようになったのはちょっと気になりますが・・・
翠星のガルガンティア
なんだか久々に毎週楽しみなロボアニメですよ。実際にはあれはロボットというよりむしろアンドロイドの一種であって、登場人物の一人としてカウントすべきものなんでしょうが、重力制御で空を飛ぶ演出が目新しくてなんだか嬉しいです。私が子供の頃はマクロスのドッグファイトに組み込まれた変形とか、ボトムズのローラーダッシュとか、バイファムのスリングパニアーによる滑空とか、新しいロボットアニメが始まる度に何かそれまでと違ったアクションがあったんですよね。
それがアイデアも出尽くしたのか、それまでと違う機構的な演出はとんと見られないようになりました。ロボットアニメ自体少なくなってたんですけど、最近ではエウレカ7の波乗りくらいしか記憶にないというか、それすらもう最近じゃなくなってるからなぁ。まあ私が知らないだけで、他にもあったのかも知れませんが・・・
そんな訳であの気球みたいな力場でふわっと浮く演出はわくわくします。
異文化コミュニケーション的な部分でも、我々からするとどちらも異文化な訳でフラットな視点で観察できるのはいいですね。
後、関西ではこれとちはやふるはマンデーパークという番組枠の1コーナーなんですが、今までちはやの為だけに録画してたのでこれのおかげで無駄がちょっと減ったのも少し嬉しい・・・
これはまあなんといいますか、お付き合い的なもので見てます・・・
実際に妹がいる身からすると、あんなよく出来た兄なんか実在しませんのであしからず。年齢が離れているならともかく、歳の近い兄弟なんていろいろと限られたリソースを奪い合う相手でしかない訳です。
ところでこれに出てくるオタク像って一昔前くらいな感じがするんだけど、そこのとこ実際はどうなんでしょう?
今の子は結構オープンにしているというか、私の周りが異常なだけかも知れないけれど、家族ぐるみでアニメ見てたりする印象なんですが・・・まあ電話でアニメの話ばかりする還暦過ぎた父親や、クリスマスプレゼントにアニメのDVDをねだる甥がいる私の環境がおかしいだけなのかも知れません。
アニメ自体もそれなりに楽しんではいるのですが、首の影のつけ方がなんか生首みたいで微妙に違和感を感じます・・・
アイカツ
最近は初期の頃のぶっ飛んだ感が薄くなっていると感じるのは、こちらの感覚が麻痺したからではないと思います。代わりにヒロインの浮世離れというか天使的な可愛い生き物への進化が留まることなく進行中で、そりゃ先輩からは太陽だと崇められ後輩からは全力で応援されちゃうだろうという感じ。
ヒロインがまさに偶像として練成されていく様は、大衆の業の深さを感じさせます。逆に弟のヤバサが際立ってますので、奴は何か問題を起こす前に始末しておくのが吉だと思います。大体自分の姉を「お姉ちゃん」と呼んで、自分の好きな女子を「姉さん」と言う奴がマトモな訳ないんですよ!
はたらく魔王さま
これも異文化コミュニケーション物ですね。実は原作の方は一巻だけ読んだことがあるのですが、主人公が元魔王とか言われても初めから気のいいバイトのあんちゃんでしかないので、設定を生かせていないなぁという程度の印象でした。
アニメでは魔王的な部分や元の世界との違いが強調されていて、ようやく異文化的な部分や魔王とバイトの落差が生きてきましたね。アニメしか見てない人には主人公の魔王が現代社会に馴染むのが早すぎると思えるかも知れませんが、アニメではあれでも随分頑張ってるんですよ。こういう原作の未熟な部分をフォローしてくれるのはいいアニメ化ですよね。
そもそも未熟な作品をアニメ化するなと言われればそれまでなんですが・・・
ちょっと前までのいい作品のほとんどが原作無視の悪いアニメ化の毒牙にかかって評判を落としていたことを考えると、最近の原作つきアニメは随分幸運なものが増えたという感じがします。昔と違ってきちんと原作を読んで、その面白さを理解しているスタッフが中心になってきたからでしょうか。
ただアニメが面白かったからと原作に手を出して、がっかりすることも徐々に増えてきてるんですけどね・・・
DEVIL SURVIVOR 2
原作はゲームですが、ペルソナ4と同じスタッフだからか、ゲームのインターフェイスを随所に使用していてゲームの雰囲気を十分に残していますね。反面、元のゲームがペルソナ4と違ってキャラ成分は薄めなので、その辺りは苦労していそう。
実は元のゲームはまだクリアしてないんです・・・DSしてると肩こりが酷くて、いままでDSのゲームでクリアしたのは一本もないんです・・・DSは外部出力も出来ないしなぁ。そんな訳でアニメはゲームからは離れて楽しみたいと思います。
でもメガテンシリーズがアニメ化なんて凄い時代になったなぁと思いつつ、よく考えたらアニメでメディアミックスなんて言葉が使われ始めたのが初代の女神転生でしたね・・・
アニメージュとか懐かしい言葉を思い出してしまいましたが、まだやってたのかよ!
探検ドリランド
前作から千年後の話ということでがらりと雰囲気が変わってカードゲームアニメっぽくなったのでもういいかなと思ってたら、二話で前作の登場人物が堂々と出てきてびっくり。登場したパーンは前作では気のいい魔族の人達を裏切った上に、結局ミコト姫の優しさに救われてただけなので、今作では頑張っていろいろ償ってもらいたいです。もう既に出番がありませんが・・・
パーンが出てきたおかげでミコト姫再登場の可能性が出てきたというか、わざわざコーナーまで設けてミコト姫の声優さん確保している辺り、スタッフの方でも再登場させる気満々なのだと邪推しております。しかし今回の件でリボンの騎士とかナウシカみたいな闘うお姫様の話が実は結構好きだったんだなと、自分の好みを再発見できました。姫様の再登場は置いといて、新シリーズも少年勇者物としてはある意味王道の展開なので毎回楽しみにしております。
懐かしくも新しい感覚ですね。昔は日本でもアニメと言えばアメリカ製が主流でした。ポパイやトムとジェリーやウッドペッカーを毎日楽しみにしていたものです。
その頃の日本アニメというとガッチャマンやマッハGoGoでしたが(私が見てたのは再放送ですが)、正直、幼児にとってはアメリカアニメの方が面白く、ストーリーを理解して楽しめたのはリボンの騎士くらいだった記憶があります。
・・・そうか、姫様好きは手塚先生に植え付けられてたのかよ!
天国の手塚先生、あなたの分までこの素敵なアメリカアニメを楽しんで見ますよ!
邪神物として見逃せないという訳ではなく、声優さん好きだから・・・
阿澄さんのバカ声が大好きなんですが、優等生的な役が多いので貴重なんですよ。今期だとハヤテのごとくの方でも素晴らしいバカ声出してますが、
あっちはメインキャラじゃない上にそれ目当てだけで見るのは辛くて・・・
なんだか懐かしい感じですね。短時間でサクっと見れてテンポがいいので気に入ってます。
最近のラブコメ物は男の子が去勢されているのかと心配になるくらいおとなしいキャラが多いですが、これは主人公が元気でいいですね。今期はこれに限らずラブコメで元気な主人公が多い気がします。
そんな中でこれを見続けてるのはエンディングが可愛らしいことと、何よりも進撃の巨人との落差を楽しむ為だったりします。
なんというか、絵の迫力が総てで細かい設定なんてどうだっていいんだよ的な割り切りが実にアニメ向きでいいですよね。
インパクトが凄すぎて食事時には向いてませんが、その辺は変態王子と笑わない猫で中和する方向で頑張りたいと思います。
ワンピース
これは付き合いの為に見てる感が強いですが、一気にまとめて見ようと思っているうちについ溜まってしまって・・・
嫌いではないんですが、話の密度というか展開が遅くて週一話だけ見るには辛いんですよね。
これもドリランドと同じく新章突入ですが、鋼鉄聖闘士が出てきたりクロスが箱収納に戻ったりロックシンガーに転職してたり、全体的に昭和な雰囲気に戻っているのは何故なんでしょう。双子座の黄金聖闘士がどうなったのか判明するまでは見続けたいと思います。
宇宙戦艦ヤマト2199
よく考えたらやたら自己犠牲を強いるストーリーそのものは昔からあまり好きじゃなかったんですが、メカはやっぱりかっこいいですよね。あと女性隊員の制服ってこんなにエロかったんですね。子供の頃はそんな事気にしなかったので、おっさんになってから気づいた衝撃の事実でしたよ。