kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

スマートアグリ

最近ニュースでスマートアグリなるものを見てわくわくしてます。

ようは農業のIT化なわけですが、今まで経験と勘でやってきたことをデータの蓄積と解析で数値化して生産力をUPしようというもののようですね。データを生かすには整えられた環境の方が有利なのでハウス栽培が主体になるし、設備のこと考えたら大規模農業との方が相性もよさそう。

TPPやらなんやらで日本の農業が危ないなんて話はよく聞きますが、こういうの見ると危ないのは農業じゃなくて農家なんだなぁと思います。それまで一人で100個生産できていたのを一人で500個生産できるようになれば、市場の規模が変わらない限り当然四人が職を失いますので設備投資する余裕がない小さな農家が続けられなくなるという話ですよね。

でも私の記憶が確かなら農家の多くは後継者いなくて困っていたはずだし、それは若者の多くが農業なんてやりたくないと思っていた結果の筈なので、これは結果的に幸せになる人が多いのかな?

ただ一口に農業のIT化といっても閉ざされたハウス栽培ならともかく、水田や果樹園のような開放系だと管理しきれないパラメータが多すぎてデータの蓄積も解析方法もまだまだなんだろうなぁ・・・