kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

杜撰な組織

東海村の事故、どんどん規模が大きくなっていきますね

研究者が集まる施設でこの体たらくは、ぶっちゃけ情けない話です。

あれだけ放射線に関しては意識が変わるような事故がいろいろあったのに、連中の体質は二十年前からちっとも変わってないんだなぁ・・・

 

私は放射線研究自体は否定しません。ただその設備に近づくことは嫌です。そこで働くのはありえません。

なぜなら放射線に携わっている連中が信用できないからです。

原発の稼動に消極的な反対をしてるのも根本的な理由は同じです。

 

放射性物質から身を守るのは簡単で、近づかなければいい、ただそれだけです。

だから私の生活圏以外で彼らが何をしようが知ったこっちゃありません。

研究者ならそれが危険かどうか判断できるだけの知識があるはずです。

好きに実験して、被曝でもなんでもすりゃいいです。

 

例えばですよ、二人一組でトラックを運用する運送会社を想定してください。

トラックには二人で乗って、時間毎に運転を交代するとします。

他人の運転なんて信用できないという人は、まずそんな所では働けません。

では相手が飲酒運転をする人ならどうでしょうか?

世の中には自分は事故を起こさないと主張して平気で飲酒運転する人が居ます。そういう人が相棒だったとしたら、あなたはどうしますか?

自分が乗ってる時に飲酒運転なんてされたら大変ということで、上司に報告したとしますか?

ではその上司も飲酒運転する人で、あなたの報告を問題なしと判断したらどうします?

あるいはその上司が過去の業務記録を持ってきて「わが社では飲酒運転で事故を起こした人はいないから問題ない」とあなたを説得しに来たらどうします?

それでも飲酒が危険だと思うなら辞めるしかないですよね。

逆に言うと、飲酒運転なんか何も危険じゃないという人しかそこには残れません。

 

20年前の東海村の研究施設がまさにそんなところでした。

例えばフィルムバッチという被曝量を計測する為のバッチがあって、基本的に全員着用が義務付けられているのですが、身に着けてない連中の多いこと。中には駅の自動改札のようにフィルムバッチをかざさないと通り抜けられないゲートとかもあるんですが、奴らはそのとなりの柵を跨いで出入りしてたので入管管理すらまともに出来てないような状態でした。

放射線回折といって、サンプルに放射線をぶつけて放射線がどう散乱するかでサンプルの物性を見る実験があるのですが、当然サンプルの設置や調整中は放射線の照射を止めないといけないのですが、そんなのお構い無しで照射中も平然と作業する馬鹿も居ました(その為にフィルムバッジを身につけない)。馬鹿が自らの馬鹿さでどうなろうが勝手なのですが、周りで一緒に作業する人にとってはたまったもんじゃありません。だからそういうのが危ないと思う人はその分野には残りません。

 

結局、杜撰な扱いをする人ばかりが残って「安全神話」というお題目を掲げている、それが二十年前の放射線関連施設の現状でした。そもそもバッチ身に着けてる人の方が少ないので、被曝事故が起きてても分からないんですよ。事故が起きていない訳じゃありません。

 

今回の事故の記事見る限りでは、あの頃からホントに何も変わってなくて非常に情けない。今回はたまたま隠しきれない規模で起きたから騒ぎになりましたが、これをきっかけに改善するなんてことはまずないんだろうなぁ。

まあ近づかなきゃ危険はないので、関係者以外はあまり心配する必要はないんですが・・・

広告を非表示にする