kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

「ゆるゆり」10.5巻?

ゆるゆり」の10巻がkindleでも紙の本と同じタイミングで出版されて、しかも紙の本よりお安いということはとても評価したいところなのであります。

 

ところがですね、kindle版読み終わってから気付いたんですが、この「ゆるゆり」10巻は特装版も出ているのです。そしてそちらはkindleでは出ていないのです・・・

最近おまけ付の書籍が多くて、私もおまけ欲しさに買っちゃうことはよくあるのであまり批判できないんですが、この「ゆるゆり」10巻の特装版にはちょっと納得出来ないんですよ。

だっておまけについてくるのが本なんですよ!

作者のなもりさんが書き下ろしの「ゆるゆり」10.5巻がついてくるんですよ!!

って言うか、そんなのおまけにしないで普通に売ってください・・・

著作権的になんの問題もない本が期間限定でしか手に入らないとか納得できないです。出版社的にそんな数が出せる本じゃないと判断したのかもしれませんが、今なら電子書籍というあまりコストかからない手段もあるのですから、せめておまけの分を特装版が出なかった電子書籍の方だけでも10.5巻として出して欲しいですね。

乙嫁語りの時と同じで結局どっちも買っちゃてるんですが、10.5だけ紙の本しかないというのはどうも困ります。

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個人的にフィギュアだったりドラマCDだったりアニメDVDをつける抱き合わせ商法はさっさと廃れて欲しいんですが、電子書籍メインの時代になればさすがに滅びると思うので、そんな意味でも電子書籍には期待ですね。でもそうなると今回の「ゆるゆり」みたいに本をおまけにつけることが増えるのかなとちょっと心配になりましたが、そこまで生産力のある作者はほとんどいないだろうから大丈夫ですよね・・・

(BDのコメンタリ用に小説一本分のシナリオ書き下ろす西尾維新さんみたいなのもいる訳ですが・・・)