kindle沼日記

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インストールドリーム

ついに武装神姫のBD7巻が到着して、武装神姫リレーもひとまず終了。

思えばこの半年、ガールズ&パンツァーと武装神姫という凄い濃いスタッフコメンタリが収録されたBDが同時進行してたんですよね。普通コメンタリなんて一部にしか付かないのに、この二つは声優コメンタリとスタッフコメンタリを全話に付けるとい暴挙で、1巻に付き三回見なければいけないという嬉しいんだけど恐ろしい仕様でした。しかもスケジュール延期の為にBDはガールズ&パンツァーが一ヶ月遅れてたけど、武装神姫の方は急遽TV未放映エピソードを収録した7巻を発売することになって結局終了は同じ月になるという・・・

同じ時期に放映されてたマニアックなスタッフが作ったCGをふんだんに使ったアニメというだけでもシンクロニシティを感じるのに、BDはほぼ同じ発売日でやたらマニアックなスタッフコメンタリかぶせてくるもんだから日本はいったいどうなるんだと心配になってくる半年でした。

 

ただマニアックさでは同じくらいの濃度とは言え、戦車と神姫というまるで違う題材を使ってて、さらに対象にしてる観客層が全然違ってたので比較するといろいろ面白かったです。声優として唯一どっちにも出てた喜多村さんがどちらもコメンタリに呼ばれなかったのは非常に残念でした。

 

それにしてもアニメのCGも凄くなりましたね。何が凄いって、私なんかだと武装神姫のCGシーンって手書きのシーンと見分けつかないんですよ。スタッフコメンタリでここのシーンはCGって言われていつもびっくりします。

3年くらい前にガンダムの富野監督がこれからアニメのCGは凄くなるって言ってるインタビューを読んだ記憶があるのですが、その理由が昔のCGライターはプログラマで演出家がいろいろ要請してもそんなことは出来ないってすぐ断られたけど、最近のCGライターはデザイナーだから演出家とイメージを共有してくれて出来る範囲でそれを再現してくれるからみたいなことおっしゃってたんですよ。その時はそんなものかと思ってたんですが、武装神姫見てるともう手書きもCGも境目なんて無くなってて、コンピューターが本当に絵を再現しちゃう凄い時代に突入したんだなと感じます。

 

武装神姫の7巻の内容は第1話以前の話で、それでいてTVの最終話に繋がるいいエピソードでした。コメンタリとドラマCDも週末には消化しようと思います。

BDだけでなくアーカイブの方も発売されてるので、これも早く読まないと・・・

 

 武装神姫は本もいろいろ出てますが、まだkindleでは一冊も出ていないので出版社には頑張ってもらいたいところです。武装神姫についてはいくら語ってもなかなか語りつくせるものでもないので、そのうちじっくりと語りたいと思います。