kindle沼日記

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「劇場版銀魂完結篇 万事屋よ永遠なれ」感想

実は発表当初は見に行く気なかったんですよ。銀魂はギャグとシリアスの落差が大きくて、映画はどちらかというとシリアスよりというイメージがあったし、完結篇って言ってもどうせいつもの終わる終わる詐欺でしょって思ってたので・・・

でも「ハル」を見に行ったときに流れた予告編で、ガンタンクの出撃シーンを見て行くしかないと覚悟しました。

 

結論から言うととても面白かったし、これは是非とも映画館に見に行くべき映画ですよ。だらだらと続く予告編や注意事項にうんざりした気持のままで見た方が確実に楽しめます。映画をよく見に行く人ほど、あの導入には耐えられないと思います。ギャグだからこそ出来るやり方なんでしょうが、よくあんなの許可でたなぁ。銀魂のスタッフは相変わらず馬鹿ですね(褒め言葉)。

 

人ごみが嫌いなので公開当初は避けてたんですが、一週間以上経ってるのに客はかなり入ってました。客層は若干男が多目ですが、年齢層にはばらつきがけっこうありました。親子で来てる人も多かったけど、情操教育的にどうなんだろアレ。

 

ギャグとシリアスの比率は7:3くらいで、一見シリアスなシーンでも後で落とす為の演出だったりするので、これは落としてくるんだろと身構えてたら本気のシリアスだったり、さすがに本気のシリアスだろうと感情移入してたら思いっきり落としてきたりと油断できません。そしてガンタンクみたいなギャグネタでも、後で考えるときちんと伏線になってたりするんですよね、恐ろしい・・・

 

テンポよく話が進むので、時間はあっというまに過ぎちゃう感じです。まさに時間泥棒。銀魂好きな人なら損のない内容だし、逆にあれを映画館以外で見たら損しちゃうと思います。