kindle沼日記

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勉強はしないよりしたほうがいい?

最近はアニメの新番組見るだけでも忙しいのですが、関西だと朝に子供向けに懐かしいアニメを放映していて、懐かしさのあまり録画はしているものの毎日放送されるので視聴が追いつかなかったりするものもある訳です。そんな中で三連休を利用してようやくクレア学院物語を消化しました。

 

イギリスの女学校の寄宿寮を舞台にした二十年前の萌えアニメな訳ですが、主題歌が森高千里なのがまた懐かしくて・・・最近の若い子は知らないかも知れませんが小泉今日子的な路線のアイドルでした。OPのタイトルがずばり「勉強の歌」で「勉強はしないよりした方がいい」とか「後になって悔やんでも遅いわ」とか、いかにも彼女らしいぶっちゃけた歌詞がまた懐かしさを誘います。

 

ところで勉強が嫌いというのをよく聞きますが、私はなんだかこれが納得できないんですよね。私を悩ませるのは、正確には勉強が嫌いでテレビゲームが好きという人達の存在です。

与えられた問題を特定のルールに従って時には反復的訓練を行って解く・・・これって勉強もテレビゲームもプロセスとしては一緒なんですよね。そりゃ細かいことを言うと例外はいろいろありますが、大半はプロセス自体に大差ない訳です。私の場合、反復的訓練って奴が嫌いだったので書き取りも九九の暗記も初期のテレビゲームも嫌いでした。学校で勉強したら十分だと思ってたので宿題なんてしませんでしたし、ずっと同じことするのが苦痛なのでテレビゲームもしませんでした。

 

ゲームをプレイし続ける根気があればほとんどの試験勉強なんて楽勝ですよ。

だからハイスコアガールでゲーム好きの落ちこぼれ少年が必死に勉強して進学校に受かるというのはある意味リアルだと思います。

 

 ゲームと勉強の違いなんて大半がインターフェイスの部分であって、自分でページを捲るか勝手にテレビに表示されるかだけの違いじゃないですか。しかも理解しなきゃいけないルールはゲームの方が多くて複雑だったりする訳です。勉強がゲームより簡単すぎてやる気が起こらないと言うなら理解できますが、ゲーム好きで勉強嫌いの人達って勉強が苦手って人が多いでしょ。もう意味が分かりません。

 

まあ今なら理解できるんですけどね、その人達のこと。結局勉強に興味が無いんです。勉強ってのが何かを理解していなくて、ただ勉強と呼ばれるものを食わず嫌いしてるだけなんですよ。だから勉強と同質のテレビゲームには夢中になりつつ、勉強は嫌いなんて訳の分からないこと言えちゃうんです。見かけに騙されて短絡してるんですよ。麻生政権が自民党にしては上手く行ってたのに民主党に票を入れたり、野田政権が実に自民党らしい政治をしてたのに安部に入れたりする人が多いのも納得です。筋道立ててきちんと考えることが出来ない騙され短絡系が多数派なんですよね。

 

勉強はしないよりしたほうがいいと後になって思う人もいるようですが、勉強ばかりでもっと他のことすりゃ良かったと後悔してる人の話もよく聞くわけで、勉強なんて無理してまでやる必要はないと思います。そもそも人間は面白いと思ってないことを頑張れるようには出来てないので、無理するだけ無駄なのです。ただ何故それを面白いと感じたり、面白くないと感じるのかはきちんと考えたほうがいいんじゃないでしょうか。勉強とテレビゲームは基本的に同質なので、どちらか片方だけ好きとか嫌いなんてのは短絡して勘違いしてる可能性が高いです。