kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

永遠の終焉

声優の永井一郎さんがお亡くなりになったそうで・・・

 

私が子供の頃からずっと声優をされてる方は結構居て、年齢的にそういう方の訃報を聞くことも多くなったのですが、永井さんの場合はちょっと事情が違うのです。

永井さんのキャラで私が印象に残っているのはうる星やつらの錯乱坊やゲゲゲの鬼太郎子泣きじじいガンダムデギン公だったりするのでが、ようは小さい頃からずっと老人役の声しか聞いていないんですよね。これが若い役をされてた方だと、さすがに小さい頃に聞いた声と比べると衰えを感じてしまうんですよ。そういうことがあるとやっぱり時の流れというか重みが身にしみて、ある程度覚悟のようなものをせざるをえないんです。

でも永井さんはずっと変らず老人の声なので、逆に衰えなんてまったく感じていなかった訳です。しかもずっと現役で、声を聞く機会も多かったのでそれが突然失われるなんて覚悟が出来ているはずもありません。私にとってある意味永遠の象徴だったのです。

 

それに私は定期的に自分が何歳まで生きるか人生設計をしなおしていて、今は80歳まで今と変らず元気に生きる予定なのですが、その指標になったうちの一人が永井さんだったりするわけです。あの人80になっても元気だよね、じゃあ自分もそれくらいまでなら大丈夫かなという感じで、永井さんが100歳になっても元気なら私の人生設計も見直すことになったんですが・・・やっぱり80くらいが限度なのかな・・・

 

ガンダム THE ORIGINのアニメ化の話聞いたとき、声優陣は一新しなきゃ駄目だよねと思ったんですが、ナレーションだけは永井さんのままだと思い込んでいたことに今更気付きました。だって永井さん以外のナレーションとかありえないし・・・

いっそペルソナ4のイゴールみたいに、ナレーションだけは新録しないでそのままでもいいんじゃないかと思います。