kindle沼日記

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これは戦争ではない、ガンプラバトルだ

「これは戦争ではない、ガンプラバトルだ」

ビルドファイターズでのカワグチ名人の台詞ですが、いい台詞ですね。一生に一度は使いたい台詞がまた一つ増えました。

もうかなり脳が侵食されているのか、最近のビルドファイターズには普通に感動してたりします。冷静に考えるといろいろ突っ込みどころ満載なんですが、親しい友達と馬鹿話している時みたいに客観性なんか喪失している感じです。これはもう作り手と同じ時代を共有してきた人の特権ですね。

ああ、私もガンプラバトルやりたい。

 

「これは戦争ではない、ガンプラバトルだ」

それにしてもこの時期にこの台詞はいろいろと考えさせるものがあります。

皆さんはご存じないかも知れませんが、実は今そこそこ有名なスポーツの国際大会が開催されているんですよ。そこで各国の選手が素晴らしいプレイを繰り広げられている訳ですが、そんなの無視して自分の国の選手がメダルを取ったかどうかだけを報道している恥ずかしい国がね、あるんですよ。

なんでもその国の選手が銀メダルを取ったとかで、その素晴らしいプレイを放映している訳なんですが、もっと素晴らしかったはずの金メダリストのプレイはそのニュースでは放送されなかったりするんです。出身国に関わらず、素晴らしいプレイをした選手は称えられるべきだと思います。それがスポーツマンシップってものでしょう。

それなのに自分の国の選手がメダルをとったかどうかばかり気にしている様子。連中の頭の中じゃメダルを取れなかった選手の価値なんてないとでも言わんばかりですね。

頑張った選手の素晴らしいプレイを見せられても、その後でこんな程度の低いニュースを流されるとうんざりします。それでもかつてメダリストを自殺へ追いやった頃よりはマシになってると信じたいのですが・・・

「オリンピックは国威高揚の場ではない、スポーツ大会だ」

参加した選手の皆さんには、程度の低い外野の声なんか気にせずのびのびとプレイしていただきたいですね。