kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

下品な国

暖かくなったかと思ったら、また案の定冷え込んで来ましたね。

ニュースを見てもクリミア半島やら台湾の混乱やら、きな臭いニュースばかりで嫌になりますね。もういっそのこと世界中の自治体で住民投票して、世界再編とか出来ませんかね。再編できるかどうかは別として、何処がどの国に属したいのかは見てみたいです。

 

最近は日本にも自分の国を好きな若い人達が増えてきたようで何よりです。ただちょっと勘違いして、昔の日本まで美化してる人が見受けられるのが歯がゆいところ。若いんだから仕方ないんですが、今の日本が昔から続いてきた訳じゃないということを知らないんですよね。

 

ところで今の若い人達はこんな国の人達をどう思うでしょうか。

・海外旅行では常に集団で行動してとても騒がしい

・集団でまるでバーゲンのごとくブランド物に群がって現地の人達が買えない

・どこでもかしこでも煙草を吸って、吸殻はポイ捨て

・ビジネスマンがお土産に象牙を買いまくってアフリカ象滅亡の危機

・国内では儲け優先で公害を出しまくり

 

もうどの国のことかなんて明らかですよね、そう三十年ほど前の日本のことですよ。海外からは野蛮人と馬鹿にされ、国内ではその野蛮人どもが好き勝手に暴れてました。天気予報で光化学スモッグ注意報が出れば、体育は中止になるような国でした。

とてもじゃないですが、自信を持って好きだと言えるところじゃなかったです。むしろノストラダムスの大予言で滅びるのが当然だと思えてしまう場所でした。あんな下品な大人にはなりたくなくて、いろいろ努力が必要でした。

その努力の時代を、日本を汚しまくっていた連中は「失われた二十年」とか馬鹿な呼び方をしてましたが、あれは今の日本を作り出すために必要な期間でした。今の若い人達が今のこの国を好きになってくれるのは嬉しいですが、勢いあまって昔の日本まで肯定してしまうのはもやもやします。

今の状態はずっと昔からあるわけじゃないし、努力しなければずっと続く訳でもありません。それを忘れないでいてほしいですね。