レンジdeスープマグ
一人暮らしの食事が楽にならないかとこんなものを買って一ヶ月程使い込んだので、一応レポートしときます。
初めに言っておくと、自炊派でがっつり野菜食べたいという人にはお勧めしません。普段から料理してるならガスでやった方がいいです。
この商品、レンジのマイクロ波が表面に当たると遠赤外線を発生させてその熱で調理するというコンセプトですが、この形だと普通にレンジで温めるのとガスで調理するのの中間というか、どちらと比べても中途半端な感じ。
ニンジンや大根のようなみっちり詰まってるタイプの野菜は、生の状態からだと時間がかかってレンジで時短というコンセプトから外れます。ジャガイモやカボチャだと相性はそれなり。ピーマンやブロッコリーみたいに熱の通りやすいものなら心配はないです。ただ生からだとじっくり煮込んで野菜の甘みが感じれるような出来にはなりません。肉系は野菜より相性よいですが、灰汁とりができないのでものによっては見た目が最悪になります。
レシピ通りの時間だと火は通ってるから食べるならこれで十分かなって感じです。じっくりするならガスで煮込んだ方が早いです。レンジで普通に蒸せばニンジンだと三分弱で十分火が通りますが、これだと５分でもちょっと生かなぁというレベル。
ただ冷凍野菜との相性は抜群ですね。冷凍野菜を使えばレシピ通りの時間でも甘味のあるじっくり煮込んだ感じになります。出来上がってから五分程放置すればさらに味が馴染んでいい感じ。なので一人暮らししてて普段から冷凍野菜を使ってる人なら問題ないです。初めからお湯を入れて調理すればなお良しな感じです。
ただそこまで拘るならあまり時短にならないしもうガスで初めから調理すればいいじゃん、圧力鍋使えよみたいな気分になるかも・・・
そんな訳でちょっと扱いに癖があって万人向けではないですが、調理と食事がこれひとつで出来るのは便利ですね。それが一番の利点です。後、付属の木の匙がなかなか使いやすいです。
