kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

不味いお話

最近フクシマのことでデマとしか思えないこと書いたマンガが騒ぎになってますが、もっと酷いデマ流した奴が全然話題になってなくてびっくりです。

居ましたよね、東京がオリンピックの開催地に選ばれるかどうかの瀬戸際で「フクシマの現状は完全にコントロールしている」って大嘘ついて世界をだましたクズが。あの時点で誰が聞いてもデマだと思うレベルでしたが、その後人的ミスで次から次へと不祥事が出て放射性物質をどかどか垂れ流してることが明らかになったというのにあのゴミ政治屋は謝罪も何もしてないんですよね。

本来なら嘘ついてましたと土下座して、東京オリンピック開催を白紙に戻すレベルの大問題だと私は思うんですが、何故か誰も問題にしていません。そもそも危険な濃度の放射性廃棄物が遮蔽不完全な解放された場所に存在していて、台風や竜巻の直撃受けたらどれだけ被害が広まるかもわかんないような状態がずっと続いてるというのに、世間一般の皆さまはもう何もかも収束されたような顔をしてるのが私は不思議でなりません。

 

台風や竜巻があそこだけは直撃しないとでも思ってるんですかね。

それとも原発地震がきても大丈夫、津波なんて来る訳がないとほざいていたあの頃に頭の中が逆戻りしちゃったんでしょうか。

 

いや、分かってます。私も分かってます。

以前から本気で安全神話なんて信じてたなら、東京や大阪のど真ん中に原発建ててますもんね。誰も安全神話なんか信じてなくて、もし原発が爆発してもあそこなら構わないというところしか許可してませんものね。実際、フクシマは酷いことになりましたが、東京は被害受けてない訳で慧眼だったと言うしかありません。あれで多くの人が原発がどうなろうが、自分の生活は変わらないと学んだ訳ですよね。

 

高濃度の放射性物質から身を守る一番簡単な手段は近づかないことです。

それは原発が稼働中であろうが休止中であろうが壊れていようが同じです。

危険物の近くにいたら危険度が増すのは当たり前。それが危険だと思うのならそこから離れればいいんです。危険かもしれない、何かあったら怖いなんて言いながら近くに住み続けてる馬鹿がどうなろうと知ったこっちゃありません。壊れた原子炉に台風が直撃したら周辺は大変なことになるでしょうが、そんなの東京には関係ないことでしょう。

 

オリンピックの準備優先で復興に回す人員が少なくなっているとも聞きます。

あのゴミ政治屋は安易な嘘で世間を騙しただけでなく、その結果復興が遅れる事態まで招いた訳です。

選挙前から嘘しか言ってないゴミ政治屋に自分の言葉について責任とれなんて、猫に空を飛べというレベルで無駄なことだとはわかってますが、それでも責任を追及したくなるというのが人情だと思うんですが・・・何故か世間ではそんなことは知らん顔で、マンガに文句付けるだけなんですよね。

 

いや、分かってます。私にもわかります。

自分達の利益追求のために見捨てた場所とは言え、そこに居る人達が酷い目に合うというのは後味が悪いですもんね。例えそれがデマだと分かっていても・・・デマだと分かっているからこそ、あそこに居る人達に不都合なことは起きていないと主張したいですよね。ホントに酷いことが起きた後ではそんな主張できなくなるから、デマ言ってくれた今のうちにストレス発散したかったんですよね。

私も自ら危険物に近づく馬鹿はどうなっても知ったこっちゃないなんて毒づいてますが、何も起こらないならその方がいいに決まってます。でもただでさえ長期的に危険物が存在していて、しかもあんなミスばかりの杜撰な管理体制してるのに、今特に酷いことが起きてないからこれからも安全だなんて言える訳無いじゃないですか。高レベルの放射性物質に対して一番簡単な防御手段は近づかないこと、それ以外は言えないです。

 

自分の都合のいいデマはスルーして、都合の悪いデマだけ叩く。安全神話というデマを信じていた振りをしてたあの頃と何も変わってないです。あの原作者もくだらないエセ放射能被害なんかネタにしないで、山岡に「かつては原子炉を福島に押し付け、今じゃオリンピックの準備の為に復興が遅れてる・・・東京に住む奴らはどこまで福島を苦しめれば気が済むんだ」とでも言わせいおけば、お前が言うなという感じで今よりはもっと炎上してたでしょうが、味方してくれる人もけっこう居たんじゃないでしょうか。