kindle沼日記

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「ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です」購入

ガールズ&パンツァーのBDが販売されたので、当然買ったわけですよ。


先行上映は見に行きましたが、BDには秋山殿の戦車講座やコメンタリもつくので買わない訳にはいきません。しかし今回のBD、とんでもないことになってますね。

何とコメンタリが3つも付いてきます。声優さんのキャストコメンタリとスタッフコメンタリとミリタリーコメンタリ。


ミリタリーコメンタリってなんだよって感じですが、テレビ版でスタッフコメンタリと釘打っていたアレです。いい歳したおっさん達がだらだらと趣味会話を繰り広げるだけという、こんなの聞いて楽しめるのは私くらいしかいないんじゃないかと心配しちゃうアレです。
その分スタッフコメンタリの方は監督さんとかプロデューサーとか普通?のスタッフコメンタリになっていて、ガールズ&パンツァーは大好きだけど戦車はそんなに詳しくないというファンでも楽しめる内容かと。


化物語シリーズみたいにキャラコメンタリを二つつけてくるという原作者の命を削るおまけもどうかと思いますが、どんだけ作品について語りたいんだよって感じです、このスタッフ達。
こーゆーふざけたことは今後もどんどんやっていくべき。

 

先行上映の時も思ったことですが、このコメンタリでも声優さんやスタッフがあくまで間の話ということに注意して作っていたと何度も言っててなるほどと納得しました。やっぱりそこまで注意しないとキャラの言動がちぐはぐになっちゃうんですよね。特に一回戦での緊張と高揚を引きづりつつ、三回戦で慢心するような勝ち方にしたというのが凄い。
電撃アニメのスタッフと原作者に爪の垢を煎じて飲んでもらいたいです。
勝負の最後の構図がテレビ版のカットと同じになるように構成するだけでもしんどかったでしょうに、なぜ決勝戦でアンツィオ高校は観戦してなかったかというところまでフォローしてますからね。


テレビ版だとアンツィオ高校はほとんど出てこなかったので決勝戦前に大洗チームへ激励に来なくても違和感無かったんですが、今回のOVA版であんなにいろいろあったことを知っちゃうと激励に来ない方がおかしく思えるので、いかにもアンツィオ高校らしい理由でその辺りの疑問を回避するスタッフの配慮には脱帽するしかありません。
うん、試合が始まる前に命の水を飲み過ぎちゃったら仕方ないよね。

 

ただ残念なことにアンチョビがフニクラ歌うバージョンのCMが収録されていません。あれ何か耳に残るから好きだったんだけどなぁ。
これは次の劇場版の時でもいいので収録してほしいです。
劇場版についてはまだ詳しい情報が全然出てませんが、早くても来年春以降なのかなぁ。