kindle沼日記

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今週のプリパラ

今週は文化祭というか、校長のお話でしたね。

 

校長はあくまで小学校の校長なので、中学側は関係ないという戦略に対して校長則という反則で文化祭でのプリパラライブを潰した校長。それに対して警察から道路使用許可を取って結果的にライブを成功させた委員長。

 

気になるのは、生徒側が校長との交渉を初めから考慮していないこと。まあ普段の校長の態度を知っていれば正攻法なんて無理だというのは分かるんですが、PTAを動かすとか学校という枠内で解決する方法もあったはずです。それが親には頼ったものの、警察という学校の枠外からの攻略。

身内の問題は身内で片付けようとする意識が我々にはあるもので、イジメなんかが外から分かりにくいのも、独裁者が好き勝手しやすいのもそのせいですよね。余程のことがないと外部の力を力を借りようとせず、それゆえに力を持った内部の勢力に簡単に屈してしまう。

プリパラに参加している子供たちは帰属意識が学校よりもプリパラの方が強くて、学校の問題に外部の力を借りることへの抵抗が薄いのかもしれません。少なくとも学校だけしか知らない生徒よりは広い世界で生きているのでしょう。頼もしい話です。

 

さて校長と言うとプリパラと友達に対する否定の話ばかりで、イマイチどういう人なのか分かりません。プリパラさえなければ子供達には親切なのか、そもそも子供嫌いなのか、その辺りもはっきりしないんですよね。大人の言うことをよく聞く子供は好きなようですが・・・

スタッフ的にはプリパラのテーマに対するキーとなる人物だと思うんですが、これからどう扱っていくのか楽しみです。