kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

「ゆるゆり なちゅやちゅみ!」を見てきました

歳を取ると精神的な活動も鈍るものです。

よく箸が転んでもおかしい年ごろなんていいますが、実際そーゆーのは若者の特権ですね。歳を取るとニヤリとかクスリみたいな笑いがほとんど。逆に増えるだけ増えた経験が世の中世知辛いものだと実感させるので、ちょっといい話なんか聞くとすぐ感動するくらい涙もろくはなるのですが・・・

 

そんな私が腹を抱えて大笑いする漫画がゆるゆりです。
もう七転八倒するくらい笑い転げてます。
何がそんなに面白いのかといわれてもうまく説明できないんですが、つぼにはまるんだから仕方がない。

 

あえて説明すると、けっこう繰り返しというかリサイクルされてるネタが多いんですよね。くじの時によく使ってる箱とか。それに気づいちゃうともう駄目、爆笑しちゃう。
あえて説明するなら、同窓会で友人がつけてきたネクタイの柄が、彼が小学生の頃よく使ってたハンカチの柄と同じだったと気付いた時みたいなものです。
お前あのハンカチをネクタイにしちゃったのかよ、普通気づかないだろっ、でも気づいちゃったんだけどねって気分と言えば分って頂けるでしょうか。

あちこちにそーゆーすぐ気付きづらいけど記憶を刺激されるネタがばらまかれてるんですよ。

 

テレビでもその辺は踏襲されていて、例えば生徒会長が初登場?の時の話でも、初登場じゃないでしょ生徒会と海に行った時にいたじゃないとか言われて録画を確認したら、確かにスイカ食べるシーンで生徒会長の分の手が出てきてたりするんですが、漫画と違って気付く前にシーンが流れたり、気付いても何週間も間が開くのでかなり分かりづらくなってるんですよね。


かわりにアニメだと歳納京子の声の飄々とした感じがイメージぴったりだし、「としのーきょーこ」って呼ばれてるのもいい感じなので、アニメで声のイメージを固めてから漫画を読むのが一番かと思います。

 

さて映画の方ですが、だいたい原作十巻あたりのネタを再構成しつつ大筋はオリジナルの展開になってます。
なんで冬なのに夏の話をやるのとか、夏休みでなくなちゅやちゅみなのかとかは、映画の中できちんとフォローされてます。あの箱もまたまた出てきますので、ファンの方なら見に行っても損はないというか、BDを買いましょう。
何故かというと、ちょっとですね、音が大きいんですよ。
単に映画館のボリューム設定がおかしいのかなとも思いましたが、生徒会長の声は相変わらず聞こえなかったので、ボリュームが想定より大きかった訳じゃないと思います。
特に音響にこだわるようなシーンもないので、家でゆっくりしながら気になったら巻き戻しできるBDの方がよいと思うのです・・・