kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

録画消化

年の瀬ですね。いろいろやらなきゃいけないこともあるので、さくさく録画を消化したいところです。

 

ビルドファイターズトライ
「『頑張る』という言葉を慰めにつかうな」というカワグチ名人ですが、社会に出てからというものホントそう思います。
世の中、努力そのものに価値を見出そうとする人が多過ぎ。結果につながらない努力は「無駄な努力」で評価の対象にはなりません。
何故結果につながらなかったのか分析して反省すればまだ経験としての価値はありますが、それすらやらないのならホントに無価値だと思います。

趣味でやってるだけなら、「楽しかった」という結果が得られたならいいんですけどね・・・

 

アイカツ

クリスマスと言えば斧で伐採。もう伝統のイベントですが、せっかく主役交替してるんだから、新しいことに挑戦して欲しかったところ。まあ伐採以上にインパクトのあることなんてそうそう無いのは理解しているんですが・・・

 

selector spread WIXOSS
一期はあまりに辛気臭かったせいで途中で見るのをやめてしまったのですが、二期では入れ替わりものの一種であることに気づいて視聴を決定。
知り合いが他のものに入れ替わっているというのはSFでは古典的ですが、そのほとんどは侵略の手段としての浸透なので、この話のようなパターンは珍しいですね。
入れ替わったことによる混乱を描く尾道三部作の「転校生」みたいな話でもないですし。
設定的には何か確固たる目的がある訳でなく、嫌がらせの一環でしかないし、ストーリー的にも入れ替わった相手との日常的な絡みがないし身代わりを周囲にばれることなくこなしているので、通常の社会から切り離される効果の方がメインなのでしょう。
そう言う意味では期待はずれだったんですが、もう一つの懸念であった女の子がひたすら不幸になるだけの話ではないかというのは、いい意味で裏切ってくれました。

個人的に一番好きなのは、エルドラがカードから解放されるシーンです。
カードの中にいたエルドラが消滅するという悲劇的なシーンのはずが、特に光ったり壮大な音楽がかかる訳でもなく、カードの枠に手をかけて中からよっこいしょと抜け出てくる時の、あまり運動が得意でない人が普通に窓枠から出てくるような台無し感がたまりません。
鼻歌とともに去っていく姿は、エルドラの飄々としたいいキャラに似合ったよい消滅シーンでした。パートナーを挑発して破滅へ追い込んでいるように見せかけて、自分以外にとって最善の結果へ導くという「たった一つの冴えたやりかた」的展開も好み。

本筋のストーリーの方は、不幸な女の子が嫉みから他の女の子に嫌がらせをしていただけというしょんぼりなお話でしたが、中学生の女の子が解決する問題としては妥当なところなのかもしれませんね。

 

サイコパス2

どうせ映画に続きますで終わりだろうと思ってたら、意外にもきちんとまとめててびっくり。
ただこれ一期の頃からそうなんですが、否定の為の否定が多くてせっかくの魅力的な設定がうまく生かされてないと個人的には思います。
テーマとしては管理社会への警鐘ってのがあるのでしょうが、凄く特殊な少数の連中がおかしなことをしまくったからダメなのであって、ああいう連中が出てこなけりゃ特に問題のない社会な気がします。人間には一定の割合でそんな凄く変な連中が発生するというのなら、ただのサイコホラーとして扱った方が分かりやすいので、管理社会云々の設定自体が無意味になりますしね。
まあスタッフとしては、価値観が多様化しすぎてるこの時代に新たな価値観を見せることで一石を投じたかったのでしょうが、特に二期は管理社会云々以上にスタッフによるキャラの追い詰めが厳しすぎて逆に引くわ・・・
むしろスタッフの心の色を問いたい気分でしたよ。

 

ヤマノススメ
よい癒し枠でした。
二期が始まった当初はメインの二人の変貌に驚いたものですが、二クール目くらいから楓さんが頼れるお姉さんから不審人物化していって、ああやっぱりこれスタッフが声優さんを参考にしてキャラ作ったんだと納得。
ここなの声優さんはどんな人なのかよく知らないんですが、扱いから推測すると随分としっかり者なんですね・・・