kindle沼日記

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劇場版PSYCHO-PASS」を見てきました

劇場版PSYCHO-PASS」を見てきました。

上映開始してから二週間以上経ってもなかなか人が減らない「劇場版PSYCHO-PASS」。
私はサイコパスの設定は好きだけどストーリーはあまり好まないし、そもそも人混みは嫌いなので人が減るのを待ってたのですが、いいかげん待ちくたびれたので自棄になって行ってきました。

 

行ってみると既に分かっていたことですが、ほぼ満員状態。
客層が若いのは予測していたのですが、七割近くが女性客だったのには驚きました。しかもディズニー映画より客層が若くて、半分くらいは学生という感じ。
なにこのアウェー感・・・

 

殺伐とした内容なのに何故こんなに若い女性が見に来てるんだと思ったのですが、よく考えたら常守さんってセックスアピール抜きで社会を渡り歩いている貴重な女性主人公ですもんね。

女性が輝く時代とか言われてましたが、男性社会に散々媚び売ってようやく大臣になったのに、三十年前なら問題にならなかったような不祥事で一夜のうちに輝かされて退陣した女性閣僚みたいに現実社会に男と対等な女性なんて見当たらないですからね。常守さんが若い女性の憧れの対象になっていてもおかしくないのかもしれません。
常守さんのナウシカ化が止まりません。

 

内容的には今回初めてきちんと国外の様子が出てきた訳ですが、日本以外の世界中が紛争地帯という割には日本製じゃない凄い装備の傭兵がいたりして、いまいちよく分らないという感じ。アメリカやヨーロッパの状態も知りたいところですね。世界中が紛争してたなんて都合のいい嘘だったくらいの展開が今後あったりするのかな?

 

テレビ版では異常な人間を通して管理社会の問題点をあぶり出すという作りだったので、それほど異常ではない私にはあまり共感できないお話が多かったのですが、この映画では典型的な紛争地帯と独裁政権という組み合わせなので、テレビ版よりは取っ付きやすく感じました。

 

テレビ版一期のような雰囲気や、綿密な設定なんかを期待していくと拍子抜けするかもしれませんが、常守さん主演のアクション映画としてはよく出来ているので、
見に行っても退屈はしないと思います。