kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

撮影風景

最近、撮影環境をいろいろいじったので、今日はその備忘録。

 

そもそものきっかけは、PHSをスマフォに切り替えたことなのです。
私はプラモやらフィギュアやら大好きなので、それらの写真を撮ったりはするのですが、写真そのものは趣味でも何でもないのでカメラの方にはあまり興味ありません。記録の為にそこそこの画質でそこそこの写真を楽に撮れればそれでいいという感じ。

 

ただこの「楽に撮る」というのが曲者なのです。

 

プラモやフィギュアは基本的に小さいので、接写して撮ることが多くなります。
カメラの多くは人や風景を撮ることをメインにしているので、安いものだと接写がうまく出来なかったりするのです。しかも近づいているということは、ちょっとした手ぶれでも大きな影響がでます。接写対象が1/12のスケールだと、実物の12倍ブレてることになりますからね。

 手ぶれを無くす為に三脚を使って、撮った画像をパソコンで見て、ピントがずれてたり変な移り込みがあったらまた写真撮って・・・なんてことがメンドーでメンドーで仕方がないのです。


だからいっそパソコンからカメラを操作してしまえとCanonEOS Kiss X50を購入して、パソコンからライブビュー機能を使って撮影していたのです。
これはパソコンで状態を確認してから撮影できるので、何枚も撮影してからいいものを探すという工程を無くせて凄く楽だったんですが、問題がなかった訳ではありません。
パソコンで確認して、三脚を調整して、パソコンを確認して、三脚を調整して・・・とベストなアングルを決めるまでがメンドーなのです。


そもそも三脚ってデカくて普段邪魔だし、稼働個所限れてて高さ調節でいちいちあちこちネジまわすのメンドーだし。写真を趣味にしてる人に聞かれるとぶん殴られそうですが、私は撮影すること自体は目的でなく、手軽に記録を残したいだけなのです。
もっと楽をしたいんです。

 

そこでスマフォのカメラですよ。

 

手ぶれはアームで固定して、別のタブレットからアプリを使ってスマフォを操作すればいいじゃん。
タブレットでスマフォからの画像も確認できるし、これで気楽にアングルの確認もできるぜと皮算用してたら、スマフォは接写がちょー苦手だったというオチ


ガッテム!!

 

しかし一度火がついたら止まることは出来ません。
ちょいと調べたらソニーのレンズスタイルカメラDSC-QX10なら接写も出来てスマフォやタブレットから操作も可能とのこと。ソニーのデジカメでも最新のものなら似たようなことが出来るみたいなことも書いてあるのですが、何所までできて何ができないのかいまいち分からないし、念のため店の人にも質問したけどやっぱり分からなかったので、無難にDSC-QX10にしました。


このブログだとレーネの写真からがDSC-QX10で撮ったものになります。

使い勝手はいたって簡単で、アプリから出来ることはピント合わせとズームとシャッターを押すことだけ。被写体が複数ある場合、どちらにピントを合わせるかは画面をタップするだけで選べます。
ただ露出やホワイトバランスを変更することは出来ないので、こだわる人には向いてないです。

 

固定用のアームは初めはスマフォ用の長さ60センチのフレキシブルワイヤーのを使ってたんですが、位置の調整した後でしばらくびよんびよんと揺れてるし、いまいち狙った角度でかっちりと固定できないので、カメラ用のアームに変更。

次に気になったのは照明で、カメラの位置がそれまでより近くなったからか、ソニーのレンズの特性なのか、とにかく今までの光量では暗くなった模様。露出の補正とかできないので、照明の方でなんとかするしかありません。
そこで明るさに定評のあるZライトのLED版を購入しました。光を面で照らせるので、均一な感じにしやすいのは嬉しい誤算。

こんな感じです。

f:id:tana110:20150305223741j:plain

上の黒い板がZライトで、下の丸いのがレンズスタイルカメラ。
肉眼だとこれで十分明るいのですが、写真にするとまだちょっと暗いので、ブログに乗せる時はちょっと補正しています。

 

これでその場でタブレット見ながら調整して写真とれるようになったので、随分楽になりました。
これでライトやカメラの位置も自動で動いてくれれば最高なんですけどね・・・

欲を言えば、肉眼で見たものをそのまま映像化できれば・・・アップロード機能付きの人口眼球が発売されるまで、あと何年待てばいいものやら・・・