kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

最終回ラッシュ追い込み

ビルドファイターズトライ
最終回はいいお祭り回でしたね。
正直言うと、前半は無茶苦茶好きなんですが、全国大会が始まってからはやや失速したかなという印象。なんと言いますか、チーム戦という形式を巧く生かせられず、結局1対1の戦いになるパターンが多かったし、カスタムでなく完全新規のプラモが増えたことでプラモに対する思い入れも少なくなったのかと。
既にあるキットに追加パーツだけというプラモばかりになっても辛いんですが、元ネタ無しのオリジナルばかりというのも辛いんですよ。グフR35とかRギャギャみたいに、モチーフありの完全新規キットというのが一番ありがたいです。
Gのレコンギスタと同時にやらず、もう少し準備してからやってほしかったところ。
次は一年後くらいでお願いします。
ところで次元覇王流の師匠が顔出ししてましたが、あれはただのそっくりさんということでいいのかな・・・

神様はじめました
いい感じに終わったような気がしますが、悪羅王関連が投げっぱなしですね・・・
次が何年後かは分かりませんが、忘れる前にお願いします。
これも「暁のヨナ」と同じくハーレムものですが、こちらの方がほのぼのしているので安心して見てられますね。ヒロインが走り回って結界を作る演出は見てて清々しくて良かったです。
続編の最大の懸念はCM担当のAMEMIYAがまだ活動してるかどうかですかね・・・

アルドノア・ゼロ
スレインが何をやりたかったのかよく分らないというか、スタッフがスレインをどうしたかったのか分からない・・・
もともとイナホ君が頭脳明晰で冷静沈着かつ効果的に敵の弱点を見つけて攻める所に違和感あったんです。二期から目に機械を仕込んだことで分析能力がUPしてましたが、一期の初めからアレを装備してたならまだ分かるんです。
っていうか、あんなのあるなら人間にとりつけるよりロボットのセンサーに仕込めよ・・・
研究所で特殊なセンサー取り付けられた孤独な少年が、仲間を守って戦ううちに人間として成長するという話なら良かったのに・・・
こういう戦争ものでは敵が動いたら味方が動いて・・・という単調な流れになりがちなので、敵と味方に軸となるキャラを用意して、スタッフが状況をコントロールしやすくしたかったのかなとは思います。
物語においては戦闘もキャラ同士のコミュニケーションですからね。あえてコミュニケーションさせない戦闘を描いたのがGのレコンギスタで、それゆえに分かりづらいと思う人も多かったのでしょう。
だから両陣営のどちらかに指揮権のあるキャラを配置して、そいつが作戦を立てれば相手が迎え撃つという体制にすれば、物語も分かりやすくて流れも制御しやすいのです。
ただその割には流れがいろいろとお粗末だったかなという感じ。
結局、イナホ君がスペック高過ぎて、いろいろバランスが取れてないんですよね・・・

ユリ熊嵐
最終回ということで今まで溜めていた分を一気に視聴。
これはあれですね、プリキュアですね。
皆さんもご存じかもしれませんが、日本には自分が傷つきたくない大人達が何も分かっていない子供を騙して兵士に仕立て上げ、大人達の支援もなく大人達に都合の悪い連中を敵として命がけで戦わせるという、プリキュアという下賤なシリーズが毎年放送されています。
そうやって騙された子供達が、真実に気付いてその罠から逃げ出そうともがくのが「まどか☆マギカ」という物語でした。
ユリ熊嵐は、それとは逆に無益な戦いに適応した少年兵達が、大人の支配が無くなった後も意味もなく敵を探して戦い続ける現実を描いた物語といえます。
最近では子供達が夢を叶えるのに魔法も戦いも必要なく、大人の適切な指導とライバルとの交流で成長していくというプリパラやアイカツのような物語も増えてきました。新しい時代の、新しい物語ですね。
ところが子供を自分達の資源としか考えない連中が、子供を利用して自分達は楽をするという古い時代の古い物語を未だに子供に見せ続けている訳です。
そんな物語を見て育った子供達がどうなるかをユリ熊嵐では描いた訳ですが、そんな大人には子供の将来なんてどうでもいいんでしょうね・・・