kindle沼日記

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「翠星のガルガンティア めぐる航路、遥か 後編」見てきました

翠星のガルガンティア めぐる航路、遥か 後編」見てきました。

回想シーンが多かった前編と比べると、後編は一気に話が進んだ感じ。

ただしレドと杉田が1クールかけてやったことを、他のキャラと他のメカが駆け足でやってるだけなので、物語としては微妙・・・

 

あの世界にも陸地があるとか今更のように判明しましたが、陸地ではずっと戦乱が続いているという設定はいかがなものか。

進歩した文明を持ちながら戦いを捨てられなかった宇宙と、文明は退行しても互いに差さえあって過ごす地球、その間で悩むレドという構図が面白かったのに、今更地球でも戦乱が続いていたとか言われてもなぁ・・・

それであの世界の話を作りやすくなったというのはあるんでしょうが、せっかくの持ち味を潰してまで続編を作る必要はあるのかという気分。

 

1クールで綺麗に終わった物語の続編というのはどう転んでも蛇足にしかならないのかも知れませんが、前編がよい蛇足だとすると後編は良くない蛇足でしたね。

レドが独り立ちするには仕方がないとは言え、杉田を海に沈めたのは痛いですね。杉田が無事ならレドとエイミーと三人で便利屋をするという続編も・・・レドが眼鏡かけた突込みでエイミーがチャイナ服のボケをしている江戸時代的な何かが見える・・・でもちょっと見てみたい・・・

やっぱりレドと杉田の掛け合いがないとガルガンティアって感じがしないという後編でした。