kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

欲しかったもの

今週のお題特別編「子供の頃に欲しかったもの」
〈春のブログキャンペーン 第3週〉

 

子供の頃に欲しかったものと言えばガンプラですかねぇ。
40代のおっさんにとって第一次ガンプラブームは、小学生の頃に直撃でした。


金額的にはおこずかいの範囲でなんとかなるんですが、残念ながらすぐに売り切れで手に入らない。学校が終わると玩具屋さんや模型店に走り込んだものですが、ライバルが多くて店に辿りついた頃には長蛇の列。
後少しというところで売り切れちゃうとホント悔しいんですよ。
手に入らないと分かると余計に欲しくなるんです。

 

当時の日本はまだ精神的にも法的にも後進国でして、少なくない店が抱き合わせ商法で人気のガンプラと不人気なプラモをセット販売してガンプラに餓えた子供達からこずかいを巻き上げていました。ガンガルとかザ・アニメージとかガンプラのパチモンを売る連中も居ましたね。


あの頃の日本人なんて、今の中国人程度の民度しか持ち合わせてなかったので、社会の弱者である子供は徹底的に毟られる定めだったんですよ。
まあ子供のヌード写真集が堂々と本屋で販売されて、新聞には東南アジアへの売春ツアーが堂々と広告出していた時代です。
国内の子供達が不埒な大人達にどんな目に合されていたのかは、そんな子供達が大きくなって作ったのがエヴァンゲリオンというアニメだったと言えば今の若い人達にも分かっていただけるでしょうか。

今でも児童ポルノ云々で他の先進国から叩かれまくっている日本ですが、これでも随分マシになったんですよ。でも当時のクズのような大人はどこかに消え去った訳でなく、今でも何処かで不埒なことを続けてたりするんですけどね。

 

最近は日本に誇りを持っている人も多いようですが、三十年も前の日本人なんて、今の中国人以上に下衆な行為で世界中の先進国からパッシングされてた恥ずかしい連中なんです。日本がまともになったのなんてここ二十年程度のこと。

 

ガンプラも欲しかったですが、今みたいな日本が私の幼い頃にも欲しかったです。