kindle沼日記

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大阪市の憂鬱

もう少しで住民投票ということで、大阪市はいまかなりうざい状況になってます。


駅の前では反対派の皆さんが徒党を組んでスピーチ。道すがらあちこちに反対派のポスターが貼られて、家に帰るとポストに反対派のビラがごっそり。

反対派の皆さんは他に仕事してなくて暇なんですかね。
いったいそれだけの活動資金が何所からどこから出てるんでしょうか(棒読み)。

 

まあ反対派の皆さんにしてみれば、たくさんのビラやポスターを作ったり、各駅で人を動員できるだけの収入が無くなるかどうかの瀬戸際な訳です。
普段は北新地のキャバクラでやってる勉強会や、海外への自由時間の方が多い視察旅行に使っているお金をここぞとばかりに反対運動に使うのは理にかなっています。

 

うんざりするのが感情論で叫んでるだけの人達。
主に橋下さんがとにかく嫌いという人達ですね。
私も橋下さんの人格的なところはあまり好きではなく、初めに知事選に出た時もタレント議員だと思って無視したものです。ただ彼は任期中にこちらが納得できるだけの成果を出したので、今の局面では支持せざるを得ないんですよね。

 

ぶっちゃけ私は大阪が繁栄しなくてもいい派です。
っていうか、今がちょうど住みやすい規模なのでこれ以上繁栄してもらっては困る派です。でも自民やら共産やらの既存政党の政治屋がバブルの時期となんら変わらないレベルで寄生し続けると、現状を維持することすら難しくなるのであかんのです。
都市が収入より支出の方が多くなるとどうなるかと言うと、まあちょっと前の暴動があちこちで起きてたロンドンがいい例ですかね。
私はよく中国は三十年程前の日本と同じだと主張していますが、そう言う意味ではちょいと前のイギリスやアメリカがこれからの日本に重なることもあり得るのです。繁栄しなくてもいいけれど、荒廃されるのはもっと駄目。

 

それに住民サービスがよくなってくれる方が、住んでいる身としてはありがたい訳です。
十年前の区役所の対応なんてそれこそお役所仕事の見本だったものが、今じゃゴミ出しアプリを作ったり防災マップを配布したりと市民のニーズに答えてくれてます。

規模はこのままで、住民サービスが充実してくれるのが個人的にはベスト。
市民サービスより職員や政治屋の為にお金を使う以前のようなやり方で、大阪がそのまま衰退していくのが一番最悪な展開。

 

最近は地方も大型店舗が入ってきて住みやすくなっているとは聞きますが、そもそも車がなけりゃ生活できないような所に住む気はないので、大阪にはぜひとも今の規模を維持しつつ行政が住民の為に税金を使う自治体になってほしいものです。
まあ消費税増税分をまるっと支持団体の業績回復の為の公共事業に使うような政党が選挙で与党になる今の日本で、そんな立派な自治体なんて存在しないので、高望するなと言われればそれまでなんですが・・・