kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

P4D - ペルソナ4 ダンシング・オールナイト

久々にパッケージ型のゲームを買ったというか、実質これの為にVita TVも買ってたりします。

 

私はペルソナシリーズというか、その前身の女神転生シリーズが大好きです。
ただ最近のキャラ人気にあやかって、お手軽に別システムで番外編を量産する流れは好きでありません。P4Dは他作品と絡まない、純粋なP4の番外編ということでシステムは違うけれど買ってみることにしました。

 

ゲームシステムはいわゆる音ゲーで、一本道のストーリーを進めつつ要所要所で曲をクリアする必要があります。アイテムを使うことで難易度は下げられますので、音ゲーが苦手な人でもストーリーを楽しむことは可能。
使われている曲もP4のBGMなので、別システムとはいいつつP4の雰囲気は色濃く残ってます。
プレイキャラはP4のメインと菜々子とりせの後輩アイドルの計十人。
りせの後輩は所謂おっぱい要員ですね。乳揺れ用の物理エンジンを開発したものの、P4のメインキャラにそれを活用できるメンバーがいなかった為にやむなく追加されたと思われます。

 

ストーリーの時期はP4終了後の夏で、りせがアイドルとして復活する時のバックダンサーをかつての仲間にお願いするという流れです。
ペルソナシリーズは特にP3からコミュとか絆を前面に売り出していますが、「絆」という言葉も東日本大震災以降は他人に善意を強制する為に使う胡散臭いものになっちゃいましたね。P4Dでも他者から強制された絆という害悪は出てきますが、何分短いストーリーなのであまり納得の出来る扱いじゃないです。
P4本編では何十時間もプレイして真の絆とは何かということを問いかける訳で、それを数時間のプレイでクリアできる今回と比べるのは酷というものでしょう。
ぶっちゃけストーリーを楽しもうとか思ってると肩透かしです。

ただ特別捜査隊の面々の、ボケと突っ込みがころころ変わる絶妙な掛け合いは健在なので、P4のキャラがとにかく好きという人なら十分楽しめると思います。

 

ゲームの方はイージーモードでストーリーとフリーダンスを全部クリアして、隠しチャプターもクリアしたところです。元々音ゲーはあまり好きでないので、衣装やアイテムを全部集めるまでの意欲はありません。

 

ただ菜々子ちゃんのダンスは必見の価値ありです。
ストーリーモードでも菜々子ちゃんのダンス見た人達が「天才現る」みたいな反応でしたが、あんなダンス見せられたらそりゃそうでしょう。
特にジュネスのテーマで踊る菜々子ちゃんがいい。
もう毎日が「エブリディ ヤングライフ ジュネス」な気分です。