2015年夏アニメその5 - kindle沼日記

アイドルマスターシンデレラガールズ 2nd SEASON

ようやく再開しましたが、いろいろアイドルが出てきてゲームしてる人にとってはたまらない話だったんでしょうね。ゲームをしていない私としては、ちょいとサブキャラが多いな程度な気分ですが、話として破綻しないレベルなので別にいいかという感じ。
実はこれが再開するまで再放送の前シリーズを見ていたのですが、メインキャラすら持て余していた前作と比べて、たった数年で見せ方が随分上手くなったもんだと感心します。
この調子でどんどんアニメのクオリティを上げてほしいですね。

オーバーロード
異世界ものはけっこう好きで期待してたんですが、ちょっと私の好みとは違うかな。身一つで異世界にやってくるという逆境から、才覚を示してどんどん仲間が増えて、主人公自身も異世界に愛着を持っていくという過程が好きなんですよ。
ところがこの主人公は元の世界への未練はない上に異世界への愛着マックスだし、初めから強い仲間に受け入れられまくりという展開。
こりゃ私からしたら出涸らしみたいなものなのでパス。

長門有希ちゃんの消失
新番組でなく終わってしまった番組ですが・・・
原作者と編集とアニメスタッフがそれぞれ土足で踏みにじって続編が出来なくなったシリーズで、ファン目線の二次創作的な番外編が作られると言うのはなんとも感慨深いものがありますね。
ずっとシリーズ中断したままで、ホントにファン置いてけぼりでしたからねぇ・・・
これの元ネタの「涼宮ハルヒの消失」は、編集者の要望のままにお手軽短編を受け付けてた原作者がこのままだと駄目になると一念発起して、「どんな事件も引き起こせるハルヒ」と「どんな事件でも解説しちゃう古泉」と「どんな事件でも物理的に解決できる長門の能力」というお話を作る上でとても便利な設定をあえて封印して、キョンに主人公としての自覚を持たせるべくシリーズの立て直しをした回だったんですよね。
それだけにシリーズで一番力が入っているエピソードでした。
その後、新刊のペースが徐々に長くなり、アニメはエンドレスエイトで止めをさして、本編の方は事実上の「終わってしまったコンテンツ」になっちゃったんですよね。
それの番外編をアニメにすると聞いて初めは悪趣味だと思ったんですが、内容が随分ファン目線だったので過去のことは忘れて楽しめました。
こーゆーのもたまにはアリですね。