kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

森橋ビンゴ著「この恋と、その未来。  一年目 冬」を読んで

さてこのシリーズも三冊目、ビンゴさんの中でも最長のシリーズとなった訳ですが、正直この巻が私にとって一番の衝撃でした。

 

広島が舞台となっているこのシリーズですが、今回は前半が東京でのお話で、前シリーズのヒロインの東雲侑子も登場します。
だがそんなことより後半の広島です。

 

作中で広島の遊園地が話題になり、あるキャラが「広島で唯一の遊園地であるナタリーが潰れた」ことに悲嘆するシーンがあるのです。
ナタリーって何?
広島で遊園地と言えば呉ポーこと呉ポースピアランドでしょ?
試しにググってみると、呉ポートピアランドが潰れているじゃないですか!


「呉ポー、なんで潰れてもうたん・・・」

私は全身から力が抜けおちるように落胆しました。


私は呉ポーには十回くらい遊びに行ったことがあるんですよ。
人ゴミが嫌いなので遊園地そのものは特に好きでもないんですが、絶叫マシン系は大好きなので誘われればほいほい付いていったものでした。
そのほとんどが彼女を誘おうとして振られた奴がチケットを無駄にしない為に誘ってきたという形なので、誰と行ったかなどはほとんど覚えていないのですが、絶叫マシンが多くて天国のようなところでした。

私はさすがにアムロのようにはなれませんが、カイさん程度のエースパイロットになる予定だったので、遊園地の絶叫マシン程度は目じゃないのです。そんな私の評判を聞いて腕に自信のある連中が挑んできた形なのですが、たいていは負けを認めて入園チケット代だけでなく乗り物代も払うことになるのでした。自腹を切らずに乗る絶叫マシンの乗り心地がとても良かったものです。特にあそこのジェットコースターはトンネルの中を通ってて、なかなか風情があったんよ。

その呉ポーが潰れていたなんて・・・


そんな切ないこと知りとうなかった・・・

 

 

 

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