kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

キルミーベイビー北米版

気温はやや下がったものの湿度が高くなって不快指数は大して変らない今日この頃、ちょっと涼しくなるような恐ろしい話でもしましょうか。

f:id:tana110:20150813225415j:plain

ガッチャマンクラウズをアマゾンで注文したときに、北米版のアニメBDがあることに気付いたのです。シリーズ全部入ってお値段は日本のバラ売りBD一枚程度。おおよそ六分の一の価格で画質は十分かつPS3で問題なく再生可能。音声は英語も日本語も再生可能ということで、日本版より圧倒的にお得です。

これは行くしかありません。

 

キルミーベイビーを選んだのは、アニメ化の時に原作漫画は揃えたもののBDは買っていなかったのと、掛け合い中心の台詞をどう英訳しているのか興味があったからです。

届いてさっそく英語音声で再生すると、なにこの違和感・・・の無さ・・・

 

日本のアニメはいわゆるアニメ声と言われるほど特徴的な声をした声優さんが多いのですが、英語版のキャストはアニメ声とかどうとか言ってるレベルじゃねぇ・・・日本語キャストそのままの声質じゃねぇか・・・

特に主役三人の声は、日本語と英語を交互に切り替えても違和感無いレベルですよ。日本語のキャストがそのまま英語を喋っていると疑うレベルです。あぎりさんのちょっと鼻から抜けたような独特な声もばっちり再現です。ニンジャテクニック!!

 

ハリウッド映画の日本語吹替えなんかとはもう次元が違います。

これはつまり、このアニメを買うような外国人は日本の声優さんの声そのものに価値があると考えているということですよね。日本の声優さんの声は大好きだけど、内容が理解出来るよう英語でも聞きたい・・・そんな相反する欲求を満たすために日本の声優そっくりのキャストを育成するという荒業にでた訳ですね。

私もアニメの内容よりキャストで視聴するか決めることはありますが、あちらの人達も同じように声に中毒になっているのか・・・オタクに国境は無いというか、なんとも恐ろしい話ですね・・・