kindle沼日記

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お盆の敗北宣言

先週から気温が下がったと思ったらここ数日で水温も下がって、これまで水のままシャワーを浴びても平気だったのがもう湯にしないと無理ですね。

これは例年より早めですが、ここんとこ集中豪雨が多かったせいでしょうか。

 

さて皆さん、お盆休みは予定通り過ごせたてしょうか。
私は駄目でした・・・完全な敗北でした。

 

ここのとこずっとプラモデルをパチ組していまして、今時のプラモデルは接着剤も使わずパチパチと組みたてるだけで見栄えも十分なので「パチ組」と言う訳なのですが、毎月十個も組んでいるとさすがに飽きてくる訳です。
そんな訳でお盆休みを利用して、接着剤を使う昔ながらのプラモを作ろうと思い立ったのでした。

 

標的に選んだのは数年前から積みっ放しだった1/60のドムとゲルググ
せかっくの休みなので普段は作らない大型キットにしてみた訳です。
どちらも私が小学生の頃に出たキットですが、当時の私にはお値段が高くて高根の花だったんですよね。1/60のキットはお年玉でガンダムを買ったきりで、後は指を咥えて眺めるしかなかったのです。

当時、1/144のキットが三百円なのに1/60は二千~二千五百円しましたからねぇ。私の小遣では月に1個1/144のキットを買うので精いっぱいだったんです。


しかし、今ならちょっと大きめの1/144のキットと同じ値段。昔のように価格で躊躇する必要はありません。プラモコーナーで見かけてつい買っちゃったものの、作る時間もないままに積みっ放しになっていたんですね。

積みキットを減らすという意味では、箱が普通の1/144の四倍近い体積なので実に効果的。しかも昔のキットなのでパーツ数も少なく、最近の1/144と同程度。
合わせ目消しのパテには瞬間接着剤と硬化スプレーを使って時間短縮して、やすりがけはモーターツールを使えばそれほど手間はかかるまいと算段しておりました。

 

甘い、甘すぎた・・・

 

パーツの一つが握りこぶしくらいのサイズで、段差や隙間もミリ単位。
しかもパーツの厚さは1/144と大して変わらないので力がかかるとすぐしなります。
下手すると接着面からバラバラになるので裏打ちするなどの補強は必須。
やすりがけの面積も当然広いし、パテも厚盛りだしで削るのも一苦労。
粗めのやすりを使っても、パーツ一つの処理に三〇分かかる有様。
そこからさらに表面処理して細かい傷を消したりしてたらさらに倍。

 

パーツ一つで一時間はかかることになるのです。

ぶっちゃけ厭きました。表面処理楽しくない・・・

 

そんな訳で作業はいったん中断して、しばらく封印することにします。

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