kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

マイナンバーとか軽減税率とか

最近やたらと雨ばかりで気分も鬱々とした日が続きます。
ニュースを見てもまた馬鹿馬鹿しい話にうんざり。

 

次の増税では軽減税率を導入、ただし軽減分は後日マイナンバーを利用して還付金として返却するというプラン。

アホですね。


店側が国にデータを送ろうとすれば、最低限客が何を買ったかのリストとマイナンバーの読み取り機が必要です。
でも客が何を買ったかのリストを店側で用意できるなら、その時点で店は自分で軽減分の値引きは出来ますよね。店にマイナンバーの読み取り機と、国側でそれを処理するシステムつくるだけ無駄なのです。


もちろんこの国に寄生している官僚達にとっては、無駄な仕事を増やして自分達の収入をUPさせるのは重要です。あなただって時間はかかるけど簡単な仕事を自分で用意して、それをやるだけでお金が貰えるとかだったらちょっとは心が引かれるでしょ。寄生虫官僚はアホだからこんなプランしか考えられなかったのでないのです。

それに店から細々としたデータを得るということは、それを元に細々と指導もできるので、いろいろな癒着の温床を作って天下り先の確保にも役立ちます。システムを複雑にすればするほどズルはしやすくなるのです。寄生虫官僚がこのプランを推進したがるのは当然でしょう。

 

私はぶっちゃけ軽減税率そのものに反対です。
消費税が三十%にでもなれば別ですが、たかだか十%の枠内で軽減しても手間が増えるだけです。


そもそもABE政権での増税にも反対です。
日本の社会状況を考えるなら増税はしなければいけませんが、八%への増税で増えた税収分を自民党達の支持業界へのバラマキに使われたのでは意味がありません。
人口が減る中でまっ先に縮小させなきゃいけない建設業界を太らせても、その分将来失業者が増えるだけです。八%に増税した結果、この国の財政がどれだけ好転したのかをきちんと検証するべきです。好転していないなら、いくら増税しても無駄です。

穴の開いたバケツに水は貯まらないのですから。

 

マイナンバーはもっと手間を省く為に活用すべきものです。
例えば自動車免許と住民票をマイナンバーで紐つけておけば、住所変更だってどちらか一回の手間で済むのです。そうすれば受付に必要な人数だって減りますし、減った人件費の分だけ税金を有効活用できます。

そんな合理的な国になって欲しいものですが、それにはまず選挙で自分の儲けしか考えない政治屋に投票しない人を増やさないと駄目なんですよね。


ホント、鬱々した気分が続きます・・・