kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

「劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenza」見てきました

最近アニメの映画が多いんですが、この手の映画は公開時期が短かったり、一週間後には公開時間が変な時間帯しか割り当てられなくなったりするので、気になるなら早く行く必要があるんですよね。

かと言って、公開初期は競争率が激しくていい席が取れないことも多く、悩ましいところ。ここのところ積極的に映画館へ足を運んでいるのは、見たい映画が多いのもあるのですが、いろいろ迷っているうちにアントマンとピクセルを見逃してしまったので、見れる内に見ていこうと決心したのです。

 

そんな訳でレイトショーを見に行ったのですが、客は30人程度で9割が男というのが凄く久し振り。年代は全体的に若めでした。

 

さて内容の方ですが、特に前情報もなく見に行ったら今回で完結で驚きました。
原作はまだまだ続く構えですし、アニメの方も後何回かは引っ張るだろうと思っていたのですよ。完全に原作とは別物というスタンスなのですね。

 

今回は戦闘シーンも多く、音響のいい映画館で見る価値が十分にありました。
テレビ版だと相手の行動を予測しながらの戦闘が多く、それはそれで面白かったのですが、今回はかなり真正面からの戦闘が増えてますね。
艦隊船から一対一の格闘戦まで幅広く闘ってます。ええ、人間ではなく艦同士の格闘戦です。ヤマモトヨーコばりの格闘戦でしたよ。
更には海に潜ったり空を飛んだり、噛み付き攻撃したり、もう海戦という概念を覆す縦横無尽の戦闘でした。

 

お話の展開もかなり王道で、テレビシリーズを見てきた人なら十分楽しめるかと思います。メンタルモデル誕生の理由とか、群像のお父さんのこととかもきっちり決着つくので、完結編としては納得できる出来です。

前回の映画でなんか中途半端だったなぁと思っている人ほど見に行く価値があるかと。前回のような不完全燃焼はいたしませんぜ。
まあそもそもの発端となる一番大きな謎は解き明かされていませんが・・・

 

アニメ以外の知識がある人だと、登場キャラが少ないのでちょっと物足りないかも。
空母は一人も出ませんでし、重巡もタカオと妙高姉妹だけですからね。
キャラが少ないからお話の方もあまり戦略的なことはせず、力技の連発でしたし。
その辺は原作とアニメは別物と割り切って楽しむしかないですね。

 

個人的にはアシガラが実に馬鹿っぽい馬鹿で好みでした。