kindle沼日記

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マッチポンプ

週末に起こった気の滅入る事件のおかげでいろいろ世間も騒がしいですね。

 

あの手の事件は歴史的背景とか世界情勢とか考えだすと立場によっていろんな答えが出てしまうものですが、そんな時は単純に彼らが何をやったかだけで考えるのもいいかと思います。

 

彼らがやったのは、無抵抗の人間を殺害しただけです。
彼らにどんな事情があったとしても、無抵抗の人間を殺害することが肯定できる訳はありません。
それはただの犯罪です。

 

では飛行機から爆弾を落として殺害するのはどうでしょうか。
使う武器が変わろうと、無抵抗の人間を殺害するのは犯罪でしかありません。

 

今、シリアからは空爆で殺されないように沢山の人がヨーロッパに逃げてきています。
空爆の犯人の生活エリアなら殺されないだろうということですね。
ところがそこでも大量殺戮が行われるのだから、本当に気が滅入る話です。

 

何故こんなことが起こるのか、理由はいろいろあるのでしょうが、私は武器が多過ぎると考えています。私の知る限り、テロリストと呼ばれる組織が銃器を大量生産しているということはありません。
武器を生産して売りつけて儲けている国がいる訳です。

そしてその国が混乱の起こった国に武器を持って進行して、相手は対抗する為に武器を買い求めます。

 

呆れるほどのマッチポンプです。

 

私には今世界で起こっていることが、コクレンジョーニンリジコクというギャング集団と地元のヤクザの抗争にしか見えません。
どんな理由であれ無抵抗の人間が大量殺戮されるような事態は非難されるべきなのですが、国連でなんとかしようとしてもコクレンジョーニンリジコクは拒否権を振りかざして大量殺戮を続けています。

本気でテロをなくしたいというのなら、武器の生産と販売と使用に厳しい制限をすればいいのです。
それならば、少なくとも銃器によるテロは防げます。
今の日本のように、毒ガスと爆弾と刃物だけ心配すればいい社会になるのです。


まあ憲法解釈すら首相の一存でどうとでもなる今の日本だと、それがいつまで保つかも怪しいものですが・・・