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kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

「ハーモニー」を見てきました

「ハーモニー」を見てきたのですよ。

・・・

屍者の帝国」でのフライデーの改変があったので、かなり覚悟して行ったのですよ。

でも思ってたよりずっと原作に忠実でした。大きな違いはラストのヒロインの動機くらいですかね。その後の印象がまるで変わってしまうのですが、まあ映画の方が受けはいいと思います。

 

そもそもスタッフは苦労したと思うのですよ。

もともとあまり映像化に適していない内容だし、時系列的に「虐殺器官」の後の話で、劇中で何度も出てきた大災禍が「虐殺器官」由来の事件ですからね。

先進国では起きないと誰もが思っていた同国人による大量虐殺が世界中で起こって、その恐怖への反動から作られたのが「ハーモーニー」の優しさを強要する管理社会な訳です。それを知らないで見るとあの管理社会にあまりよい印象を抱けないでしょう。

理想から言うと「虐殺器官」を作った後で、そのスタッフが「ハーモニー」を作るべきだったのです。それが出来なかった時点で、あのラストの改変は仕方なかったと思います。むしろよく頑張ったと思います。

 

原作のあの後味の悪さが好きな人は、あまり見に行かない方がいいでしょう。

美しければそれでいいという「シムーン」が好きな人なら、超おすすめの映画でした。