kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

今週のプリパラ

ついにひびきによるプリパラの改革が本格的にスタートして、一流アイドル以外はライブ禁止という事態に発展。
これはいろいろなジャンルが成熟期によく陥る罠ですね。
成熟期だとファンもよりよいものを貪欲に求めるのはいいんですが、その結果初歩的なレベルを排他する傾向があるんです。初心者のことを素人とかにわかとか馬鹿にして、彼らが手を出せないレベルのものがよい作品だと持ち上げられて、そのまま平均レベルが上昇するとそれについてこれないレベルの人達がどんどん脱落して、新規参入者も現れず衰退していくのです。
ゲームのシューティングや格闘ゲームがこれで廃れました。ガールズ&パンツァー以前のミリタリージャンルもそうでした。
最近のやたらお約束が多くなったアニメ業界も要注意ですね。

今回の一番の驚愕ポイントはめが姉のライブでしょうか。
めが兄が徹底して落ちぶれているというのに、こちらは驚きのアイドルデビュー。しかも分裂してチーム結成。まさかキュピコンより先にめが姉のライブを見ることになるなんて・・・プリパラのシステムって恐ろしい・・・

委員長が落ち込むのは予想の範囲内。
いくら努力しても天才にはかなわないからアイドルを辞めるという決断は実にいいと思います。
世の中には努力自体を美化する連中もいますが、結果を伴わない努力なんてするだけ無駄。
努力することが目的な訳じゃありませんからね。
好きなことを好きだからと続けていく行為が、結果として力になるのです。
それが嫌になったらさっさと辞めてしまえばいいんですよ。嫌だと思いながら続けることに何の価値があるのでしょうか。
辞めてしまったことが嫌になったら、また始めればいいだけです。
やり直しなんていくらでも出来るんですから。
私だってプラモもアニメも一旦は辞めてます。でもやっぱり好きだったから帰って来ました。
人生なんてそんな程度でいいんですよ。

現実社会では汚らしい昭和時代の生き残りのジジイが、いつまでも所属アイドルを縛りつけて食い物にしているという嫌な事実を見せつけられた今日この頃、新しい時代の為の新しい物語であるプリパラが理想と現実のギャップという問題にどんな展開を用意しているのか今から楽しみです。
次回はアイドルを諦めた子達の怨念が集まって実体化したガァルルの再登場のようですが、ライブシーンはあるのでしょうか。
よく考えたらデジキャラットの曲も別の人が歌ってたし、真田アサミさんの歌って記憶にない・・・

なんだかんだ言ってドロシーがかなり配慮できる子になっていたのは感慨深いものがあります。
毒舌吐く前に配慮しろという気もしますが、まあそこはドロシーですからね。
言っちゃった後で後悔するくらいが、今はちょうどいいと思います。

ところでシリアス展開でフェードアウトしたと思っていたあじみ先生が、よりにもよって砂漠っぽい所に辿りついていたんですが、ペジブトということは語尾砂漠ではないんですね?
サファリ砂漠とかなんでしょうか・・・ 語尾砂漠だったらひびきの死亡フラグだったのに・・・