kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

今週のプリパラ

友達という概念が存在しないように改変されたプリパラで、初めは主人公のことを忘れていた委員長が主人公の必死のアタックでついに記憶を取り戻す・・・
話の展開としては陳腐なのですが、第一シーズンでの積み重ねがあるので涙腺が決壊してしまいます。


反面、特に積み重ねのないひびきとふわりとあじみ先生の絡みはどうにも唐突というか、ご都合主義的な感じが漂いますね。せめてひびきに駆け寄るのが安藤だったなら納得も出来るのですが・・・先週の当たり前のように安藤に呼びかけてから既に彼は居ないということをひびきが思い出すという演出がすごく良かっただけに残念です。

 

それにしてもプリパラのシステム次第で皆の記憶が変わるというのは由々しき事態ですね。
プレイヤーの身体がプリパラの外にあるのなら、システムがどうなろうがプレイヤー自体にたいした影響は及びません。システムが直接的にプレイヤーへ影響するということは、プレイヤーがダイレクトにシステムに接続されていることを示唆します。
これはプリパラの内も外もただの電脳空間で、二つの世界を分けているのは構成しているシステムの違いだけという説が濃厚になってきましたね・・・


特にプレイヤーの存在を抹消出来るということは、プレイヤー自身がデータの集合体でしかないということを暗示しています。
現実と思っていたことが実は現実でなかったという展開はSFによくありますが、まさかプリパラもそのラインで攻めてくるとは・・・

 

しかしそうなるとファルル達ボーカルドールと人間の違いは何なのかという話になるのですが、その辺は第三シーズンへ持ち越しでしょうか。