kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

7つの違い(2016年24個目)

1/35 M4シャーマン 75mm砲搭載型

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アマゾンでガールズ&パンツァー仕様のものが、通常版と同程度の価格になっていたのでつい購入してしまったのです・・・
見かけはファインモールドですが、中身はタミヤ製そのまま。正直、こーゆー商売の仕方は好きじゃないです。ガンプラ的に例えるとザクJ型(ミサイルポッド付)を買ってきたら、中身がシャアザクだったようなもの。
やるんなら箱絵のイラストとどれくらい違うかは明記するべき。


ファインモールドへの怒りと憎しみを書き始めたら終わらなくなりそうなので、ここからはあくまでタミヤ製のシャーマンとして扱っていこうかと思います。

キットとしては、何分古いものなのでパーツの合いは若干緩め。
接着剤やパテを何種類か常備していて、それらを使い分け出来る人向けのキットですね。

 

アニメのCGとの違いは
1.前方左ライト横の謎金具がない
2.左後方のクリーニングロッドがない
3.後部上面のハンマーがない
4.前面パネルに大きな筋彫りがある
5.砲塔右横のパネルに大きな筋彫りがある
6.砲塔左上部に大きな穴があいている
7.後部ライトの後ろのタンク?がない

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このキットのBランナーに円柱4つの格子状パーツがあまりますが、これの円柱3つを束ねてクリーニングロッドにして、残り一本はハンマーの柄にしました。
タンク?は適当なジャンクが無かったので、4mmプラパイプにコトブキヤのサポートパーツのリベットで蓋をしてでっち上げ。筋彫りと穴はパテなどで・・・

後は好みの問題ですが、キットの表面は鋳造の粗い表面を再現しているので、
CGのようなつるんとした感じにしたいなら500番くらいのサーフェイサーを吹いて、ペーパーで一皮剥いた方がよいでしょう。私は妥協しましたが・・・水性のサーフェイサーが欲しい・・・

せめて謎金具とクリーニングロッドとハンマーとタンク?を追加パーツで付けていればここまで怒らないのですが・・・
デカールつけて箱絵変えただけでお値段が倍増ですからね。


M3Leeもパッケージ詐欺商売に利用されていますが、そのままだとCGとはかなり相違点があるので要注意。
アレは普通のシャアザクとオリジン版シャアザクくらいの差がありますからね・・・

 

tanakara.hatenablog.com

 

 

今回、塗装はアクリジョンで行いました。
初めはカーキグリーンで行こうかと思ったもののそのままでは茶色味が強く、グリーンを1:1で混ぜたらミドリガメみたいな緑になったので、カーキグリーンとグリーンとルマングリーンを2:1:1で混色しました。
ただ完成品を見るとそれでもちょっと緑が強かったかな・・・ルマンの代わりにヨモギ色の方がよかったかも。
それをコンプレッサー(L5)に繋げたプロスプレーMk6と別売りの0.4mm口径のボトルで塗装。
エアブラシ用の薄め液は塗料と1:1と書いていますが、塗料に対して8割くらいの量から様子見て徐々に追加したほうがいいです。
薄め液が多いとたれやすいし、アクリジョンは液だれしたら乾くのに時間かかっていっそ吹き取ってやり直した方がいいくらいなので、薄め液は少なめからスタートした方がいいようです。どちらにせよいきなりプラモに吹くんじゃなくて、ちゃんと試し吹きしましょう・・・


薄め液を入れたアクリジョンは分離しやすいので、塗料の攪拌の為にwaveのペイントミキサー的なものは必須かも。


色にもよりますが、アクリジョンを吹いて表面が粒子状になるのはノズルとの距離がありすぎるか、塗料が濃すぎです。かといって近づけすぎるとたれやすくなるので、近距離から短い時間でさっと一吹きして、乾くまで重ね吹きしないことを強烈に心がける必要があります。

ダンボールに水を吹いて、水がたれないで吹く練習をしましょう・・・

 

当然一度では色が乗らないので、最低でも5回くらいはやるつもりで・・・
まあさっと一吹きなら一時間あれば乾くし、プロスプレーMk6と水性塗料であるアクリジョンの組み合わせはお手入れが非常に楽なので、それほど負担ではありません。
ただこのやり方はぶわっと一面を同じ色に塗るためのものなので、シャドウや迷彩塗装をするときには厳しいですが・・・
アクリジョンも気がつくとかなり色数が増えて実用レベルになってきたので、なんとか使いこなせるようになりたいものです。海外製の水性塗料はお値段と入手経路の少なさから、エアブラシでがんがん使う気にはなれませんからね・・・