kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

ガールズ&パンツァーはいいものだ

ガールズ&パンツァー劇場版のBDが出たので、さっそく鑑賞したのですよ。

 

・・・やつら、コメンタリを三種類も付けてきてやがる
ふふふ、分かってるんだぜ、それがサービスでも何でもなくて、ただあんた達がしゃべりたがってるだけってことは!

 

そりゃ喋りたいですよね、こんな作品に関わっちゃったら。
私だって喋りたいです、だから今日は代わりにたっぷりと書かせてもらいますよ。

 

とりあえず本編とコメンタリ三種とおまけのOVAまで見たんですが、いやもうホントにぎっしりといろいろ詰まってますね。
このBDには人生の大切な全てのことが詰まってるのかもしれない・・・

テレビ版の頃からよく動いていた戦車ですが、劇場版ではもはやキャラクターの域に達しています。
ちょっと前に冨野由悠季さんが、昔のCG担当は理屈ばかりでこちらが提案しても何が出来ないか主張する技術屋だけだったけど、最近のCG担当は新しい道具を使う絵描きなので話が通じるようになったと言ってた記憶があります。
実際ガールズ&パンツァーと同時期に放送していた武装神姫では、既に手書き部分とCG部分が区別つかないレベルになっていましたが、この劇場版ではさらに一歩進んでキャラと戦車の境目が消えてしまった印象。
例えば新キャラのローズヒップは随分落ち着きのない性格だと誰もが思う訳ですが、実際にローズヒップが画面に出てくる時間はあまりない訳です。改めて見て顔出しシーンの少なさにびっくりです。
じゃあ何所でそんな印象がついたかというと、彼女の乗ってる戦車の動きが実に落ち着きがないんですよ。
彼女が戦車演出の進化の恩恵を一番受けたキャラだと思いますが、戦車の動きがそれぞれ違ってて、ホントに無茶な領域へ突入したなぁと思う訳です。
出来のいいクルセイダーのキット、1/35でどっか出さないかなぁ・・・
ちなみに二番目に恩恵を受けたキャラは観覧車先輩だと思います!
あの人、普段は静かなんだけどやる時はやるんだよなぁ・・・

 

気になったところで自由に止めたり巻き戻したりできるのがBDのいいところですが、特にプラモを作っていると戦車戦で細かくチェックできるのが嬉しいところ。
アンツィオのカルロベローチェにどうやって三人乗っているのかが謎で今までキットに手をつけられなかったのですが、止めて見てもよく分らず、コメンタリを聞いてたらそれはスタッフにも謎だったという悲しい事実が・・・
なんかカルロベローチェOVAの時より黄色味が強くなってる気がするんですが、気のせいかなぁ。アハトゥンク・ガールズ&パンツァー2が届いたら確認しないと・・・・
それにしても遊園地のジェットコースターのシーンで、チョビがCGだというのは驚きですよね。

 

コメンタリを聞いているとスタッフがやたら4DXを推してくるので、4DXで見てみたい欲求が高まってくるのですが、大阪からだと上映館は交通の便が悪いとこばかりなんですよね。
平日の会社帰りでは終電なくなりそうになるし、休日は競争率激しいしで気軽に見に行けないんです。梅田や難波でやってほしいなぁ・・・

 

BDでいろいろ修正が入っているみたいだし、そのうちBD修正版劇場上映とかやりますよね?
その時は是非とも梅田や難波で4DXをしてほしいです。

 

結論、ガールズ&パンツァーはいいものだ!!