kindle沼日記

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真空の力

こないだ購入したパナソニックの魚焼きマシン「けむらん亭」。

確かに魚は美味しく焼けてそれはそれで満足なのですが、それだけに特化するのはちょっともったいないと思うことも少々。そんな訳でいろいろ試したのですが、その特質である脂が落ちるという利点に注目すると魚以外では散々な目にあうこと多数なのです。

 

鳥の胸肉や厚めの豚肉は脂が抜けてパサパサ、てんぷらを暖めなおせば油が抜けすぎてビスケットのような食感に・・・

試行錯誤を繰り返した結果、むしろ脂が少ないものの方が相性が良いのではないかと思ったのです。
具体的に言うと鶏のササミ。
これをそのまま焼いても味気ないので、たれに漬け込んでから「つけ焼き」モードで焼くとほくほくして美味しいのです。
シーチキンなんてものがありますが、鳥も魚も食感として似ているのか、鳥のササミが鮭の切り身みたいな食感に焼け上がるんですよ。

 

ただこれ、漬け込むのがメンド臭いんですよね。魚のように買ってきてすぐ焼くというわけにはいかないので、平日はなかなか作れないんですよ。
もっと早く漬け込むことができれば・・・

 

そんな時に目に入ったのが真空調理機。


物理をやっていた私にとってこの程度で真空を名乗るというのは片腹痛い所業ですが、低圧力状態を維持することで調味液が浸透しやすくなるというのは魅力的。
お値段もそれほど高くはないし、さっそく購入して試してみたのです。

 

結論から言うと、これはアリですね。
ずっと低圧にするのでなく、一旦抜いてから即気圧を戻して、さらに抜けば十分程で染み込んでます。
これで買ってきた肉を家に帰ってからそく漬け込んで、着替えたり片づけたりして十分経ってから風呂に入る前にけむらん亭にセットして、風呂で汗を流している間にササミのつけ焼きが出来上がってるという寸法ですよ。

 

肉を漬け込むのもいいですが、野菜の浅漬けも十分で出来るのもありがたいところ。
ここのところベランダ菜園のキュウリの出来がよく、消費が追い付かないので半分は漬物にしました。

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時間が経つと漬かり過ぎてしょっぱくなるので、その辺の加減は要注意ですね。