kindle沼日記

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イギリス見守り隊

いやはや、イギリスの国民投票EU離脱派が過半数を上回るなんて驚きですね。
まあ私も大阪で都構想反対派が過半数を超えた時はかなり深刻に絶望して大阪から逃げ出そうとしたんで、残留派の皆さんのお気持ちはよく分かりますよ。

 

イギリスもロンドンオリンピックの前は暴動が多発して、オリンピックの前後は少し落ち着いたかと思ったらスコットランドの独立騒動で、その次がこの騒ぎですか。いろいろと大変ですね。

 

でも実は私、離脱派の皆さんのお気持ちも分かるような気がするんです。
金融大国なんて言ってもですね、そんなのどーでもいい人の方が多いと思うんですよ。
お金は経済の血液だみたいなことを言う人達が居て、そんな連中はやたら金融業を重要視していますが、血液だけ増えても健康になんかならないですよね。

お金が血液だと言うなら、骨肉にあたるのが農業や工業なんかの生産業で、神経系がサービス業というところでしょうか。
血液であるお金が増えて、神経であるサービス業だけが異常発達しても、むしろそんな状態は病気と言うんじゃないでしょうか。

 

その辺は日本の皆さんも実感できるんじゃないでしょうか。
アベノバブル政策で日本にもたくさんのお金持ちが増えて、いわば日本も血液がたくさんになった訳ですが、それでどれほどの人が豊かになったと実感できたでしょう。

それと同じことが、さらに大規模かつ長期間イギリスには起こっていた訳で、そりゃこうなることも仕方なかったのかなという気はします。

つーかEU残留を支持した若い世代って、オリンピックの前に暴れまくってた連中だし・・・


次はまたスコットランドが独立したがるのでしょうが、同じ島国の住人としてイギリスの行く末は生暖かく見守っていきたいですね。

ロンドンオリンピックから4年後にはこの状態ということで、日本でも八年後くらいが大阪独立のころ合いでしょうか。その時の為に今からいろいろと準備しておこうと思います。