「君の名は。」を見てきました
「君の名は。」を見てきたのですよ。
ホントはもう少し後になって人が減ってから見に行こうと思っていたのですが、今回観ようと思ってた傷物語の方が時間が合わなかったので・・・
いつもの後ろの真ん中の席は取れず、中途半端に真ん中の席で横に牛丼の臭いがプンプンする人が座った時には絶望感で破裂しそうでしたが、映画が始まるとあっという間に集中出来て一安心。
ひとことで言うと清涼飲料水のような映画でしたね、ラムネとかレモンスカッシュな感じ。
基本に忠実なボーイミーツガールですが、SF的な捻りを加えて先が読めない展開。
この監督さんの作品は私の観測範囲に入ってこなかったので今回が初見なのですが、なかなかやってくれますね。
あまりに爽やかすぎて、捻くれ者の40代のおっさんは思わず浄化されて消滅しかけましたが、合間合間のおっぱいモミモミでなんとか生き延びることが出来ました、ヤバイ!
友達や知り合いと一緒に行く場合、傷を舐め合う道化芝居な間柄だと相当なダメージを喰らうことが予想されるので要注意です。他にも自分より幸せそうな人が許せない人や、世の中が妬ましい人なんかも見に行かないほうがよいでしょう。
初恋を成就させる気がないリルリルフェアリルのスタッフ達はこれを見ていろいろ勉強するべき・・・とか思いましたが、よく考えるとなんか底に漂うものに同じ気配を感じるんですよね・・・
雰囲気的には北野勇作さんの作品に似ているというか、この映画を気に入った人には「昔、火星のあった場所」をオススしたいところなんですが、kindleで検索しても見つからなかったのでこちらの時間軸ではまだ出版されてなかったのかもしれません・・・
もしどこかの時間軸で出会うことがあれば手にとって見てください。
この監督ならあれをどう映像化するのか興味のあるところです。
「かめくん」もけっこういいものではあるのですが・・・