kindle沼日記

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柿フライ

今週のお題「秋の味覚」

 

秋の味覚と言えばやはり柿ですね。


「柿くへば金が無くなり法隆寺
(法隆寺の茶店で金が無くなるまで柿を食べまくった)
という超有名な俳句もありますし。

 

歯ごたえのある時のシャキッとした食感もよければ、
熟してトロリとしてきたところをつるりと食べるのもよし、
熟々になってから皮に穴を開けて濃厚な蜜をしゃぶり尽くすのもオツなもの。
秋の始まりから終わりまで、幅広い食べ方で我々を楽しませてくれます。
柿こそが、秋を体現した食べ物と言えましょう。

 

だって今のご時世、栗とか松茸とかサンマとか年中食えるじゃん
年中食えるのに秋の味覚とか言ってんじゃねーよ

 

柿は未だに秋だけの味覚なのです。
缶詰なんてないし、冷凍もされてませんし、海外からの輸入もありません。
秋に実る柿、それだけが我々の口にすることができる柿なのです。
保存技術や運送技術が発達した昨今、こんなに季節と地域に密着した食べ物が他にあるでしょうか。

 

干し柿? そんなものは知らんなぁ

 

ちなみに若い頃洒落で作った柿フライが、思ったよりはいける味だけど人に勧めるほどでもないという扱いに困る美味しさだったことを告白しておきます。