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kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

施川ユウキ著「バーナード嬢曰く。」を読んで

一巻が kindle の unlimited になっていたのでアニメ放送分だけ読んでみようと思ったら、そのまま読み進めて二巻まで買ってしまいました。

 

これは面白いですよ!
基本的に本のネタですが、特に中身を知っていなくても大丈夫。
有名な本のタイトルだけ知ってるレベルの人でも十分楽しめます。
ジャンルもけっこう手広く扱ってるけど、バーナード嬢こと町田さわ子の本を読む動機が周りからかっこよく見られたい為なのでラノベ系がないのは残念ですね。
ハヤカワはOKでもメディアワークスは駄目という感じです。

 

高尚(と世間で思われている)な本を扱うとついつい高尚な話をしがちですが、それを中身をよく知らない奴が印象だけで知ったかぶりたがる(知ったかぶれるるほどの知識もない)というありそうでなかった感じが心地よいです。
また四人しかいない登場人物のうち町田さわ子以外は読書家ですが、それぞれにこだわりがあって
互いに相手をメンド臭いと思ってるのがいいですね。
町田さわ子の俗物ぶりもいいですが、他三人のマニア的な自意識過剰の葛藤が実に鬱陶しくて、
けっこう青春かもしれません?

 

本を語る時の切り口がけっこう砕けているので、普通に紹介されても読まないような本までちょっと興味を引かれてしまうこともあります。
「嫌われる勇気」の青年の口調が気になってしまったり、水嶋ヒロの「KAGEROU」が気になったり・・・
でもそこはあえて読まないで、この本に書かれている内容だけから読んだ気になってみるのが正解なのかも・・・

 

これをアニメにしようと思った人は凄いな!
アニメはけっこう構成は練り直していますが、内容そのものは今のとこ原作遵守ですね。
はたして「KAGEROU」の話はアニメ化出来るのでしょうか・・・
今から楽しみです。

 

それにしても作者はディストピア物が好き過ぎだと思ふ・・・