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kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

J・K・ローリング著「ハリー・ポッターと賢者の石」を読んで

実は今まで読んだことがなかったというか、わざわざ買ってまで読む気もなかったのですが、kindle unlimted で見つけてしまったのをいい機会と思って読んでみました。

 

私がこのシリーズを知ったのは、既に有名になってからなんですよね。
もうおっさんになってたし、児童書だし、サイズが大きくて邪魔なハードカバーなので、買うつもりになれなかったんですよ。
それでもどんな話か気にはなっていて、映画の一作目は見ました。
映画がどれ程原作を再現してるかはその時は分からなかったのですが、まあ私の為の物語ではないなと思ってそれっきりになっていたのです。

 

それを今さら読み始めたのは、映画がどれほど原作と違っていたのか気になったのです。
例えば映画「ネバーエンディングストーリー」とその原作の「果てしない物語」ほどかけ離れていれば、映画だけ見て評価するのは間違ってますからね。

それで読んでみた結果ですが、ちょっと期待はずれというか、やっぱり私の為の物語ではなかったなという印象。


読み物としては面白いとは思います。
ただよくも悪くも子供向で、特に目新しい設定もないなぁという印象。

ハイファンタジーというと私は子供の頃に「果てしない物語」を読んで衝撃を受けたのですが、もし子供の時にこの本を読んでいてもその時の衝撃を超えることはないでしょう。
逆に大人になってから読むと、この本の夢の無さにうなだれてしまいます。

 

子供なら、この本を読んで自分も魔法使いならと空想して楽しめるかもしれません。
でも自分が魔法使いにはなれないと分かっている大人からすると、この本の世界では自分達は魔法使いから「マグル」という蔑称で下げずまれている存在でしかないんですよね。
魔法の力の有無は努力ではなく遺伝のようだし・・・

 

運が良ければ隔世遺伝があるかもしれませんが、そうでなければ生涯マグルとして魔法使いから馬鹿にされて生きていかなければならないんです。

そんな話が、世界中で大人気なんだそうですよ。

これが深夜アニメ枠なら、そういう話の一つくらいあってもいいと思うのですが、世界中で大人気とか言われてしまうと、まだ世界はその程度のレベルなのかと寂しくなってしまいますね。

 

それともこの先、どんな人でも魔法を使えるような展開があったりするのでしょうか。
またはマグルだけど知恵と勇気だけで悪の魔法使い達に立ち向かうキャラが出てきたりするのでしょうか。

 

この本だけ読む限りなら、私としては「果てしない物語」の方をお勧めします。

残念ながらkindleには無いのですが・・・