2017年冬アニメ終了 その三
基本的には楽しんで見ていたんですが、「亜人ちゃんは語りたい」同様に設定部分が練り込まれていない印象。
せっかく天使とか悪魔というネタを使っているのに、天界と魔界がそれっぽくないのはやはり痛いです。
そこはもっと掟に厳しい厳格な世界にしてくれないと、天使とか悪魔の属性についてどうこう言うのが無意味になりますからね。
キャラとしては話を転がすのがほぼサターニャだけというのもバランス的に厳しいところ。
基本的に楽しんで見てましたが、作者が自分で自分の首を絞めている感じで冷や冷やすることも多かったです。
双生の陰陽師
よい大団円でしたね。
長い戦いを経て、ただ穢れだから倒すべきという初期の考え方を捨てて、穢れもまた一つの命としながらもずっと戦い続けていくという決意は良かったと思います。
大人達も二人任せにしないで、最後まで出来る範囲で文字通り必死に協力していたのもいいですね。
もうかなり前からお前ら結婚しろよ状態が続いていたので、最後が二人の結婚式でなかったのはやや意外。
ラストは生まれてきた女の子に小枝という名前を付けるんでしょうと思ってたのでちょっと調べたら、小枝はアニメオリジナルのキャラだったんですね・・・
こちらもよい大団円でした。
最後の勝負で主人公達だけの力では負けていて、和巳の協力があったから勝てたというのは良かったですね。
三月のライオン的に考えると駿太が二階堂で和巳が桐山ポジションというところ。
やっぱり桐山が主人公はねーな・・・
駿太自身は初めからあまり成長要素のない完成したキャラだったので、ヨクや和巳やメイの成長が十分に描けたという印象。
そのぶれないキャラはシリーズの他主人公と共闘する為のものだと思ってたんですが・・・
基本的によい最終回でしたが、ただ最後にヨクが転校してくるのは蛇足かなぁ・・・
プリパラ
完成度の高かった第一シーズンと比べると蛇足感の強かった第二シーズン、そこからさらに蛇足的感覚だった第三シーズンもようやく終了。
最後のファルルがプリパラの外に出るエピソードは良かったですね。
プリティーリズムも一期が一番良かったし、続編には期待しないことにしておきます・・・
昔の記憶には思いで補正がかかっていたりするものですが、それを差っ引いてもウド編・クメン編は面白いですね。
キリコの正体が話の主軸になる後半はややだれるのですが、それでも面白くない訳ではないですからね。
さすがに作画は今の目で見ると厳しいですが・・・
これを機会にツヴァークの良さが世界中に広まってほしいところです。
来週からはザブングルの再放送ということで、これを決めた担当者はよい男の子。
丸顔ネジ目のブ男でも、ジロン・アモスはいい男!