「ブレードランナー 2049」を見てきました
「ブレードランナー 2049」を見てきたんですよ
二時間四十分もあるので、空調の聞いたところでゆっくり座って休憩したい人にはいいかも・・・
もともとの「ブレードランナー」はディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るのか」が原作ということは有名ですが、この二つってかなり印象が違うんですよね。
原作は面白く無いわけでは無いんですが、映画版の映像のインパクトが大きすぎて、私としては映画版の方が好みでした。
さて「ブレードランナー 2049」なんですが、これは映画版のストーリーと世界観を上手いこと継承しつつ、ストーリーの方はかなりディックよりな話になっています。
折り紙の人が出てきた時はかなりテンション上がりましたね!
ストーリーに絡まないチョイ役だったんだけど・・・
「バーナード嬢曰く。」の神林さんがむっちゃ早口で解説しそうな感じ。
自分を形成していたものがどんどん崩れていって、自分は何者なのか悩むっていうアレです。
映画に爽快感とかハッピーエンドを望んでいる人は見に行かない方がいいです。
前作のブレードランナーのファンなら、気にいるかどうかは半々。
未来世紀ブラジルも好きならOKかも・・・
ディクのファンならまず大丈夫だと思います。
ぶっちゃけラストはけっこうアレな感じですが、そこは前作も映像でごまかしてた感強いからなぁ・・・
この映画の中でAIが演じる架空の人格を等身大の立体映像として投影して、インタラクティブにコミュニケーションをとるシステムが出てくるのです。
あれ、等身大にするから処理が膨大になってシステムも大きくなるのであって、15センチくらいなら投影システムも小さくなるから、小型のドローンにでも詰めば自由に動き回れるようになると思うんですよ。
つまり武装神姫が実現できるとうことなんですよ!
あれは是非とも実用化してほしいなぁ・・・