kindle沼日記

電子書籍のことを中心にまったりとやっていきます

電子書籍

水木しげる著「ねぼけ人生」を読んで

kindleの日替わりセールになってた時に購入していたのをようやく読了。 水木さんの幼少期から有名になって忙しくなった頃までを綴ったエッセイですが、いやはやタイトルに反して凄い壮絶な人生ですね。 どこら辺が壮絶かというと、とにかく人が死にます。ラ…

西尾維新著「悲惨伝」を読んで

悲鳴伝から続くシリーズ三作目ですが・・・ 今回はかなり悲惨ですね。物語の中身がというより、作者の症状の方が・・・ たまに西尾維新さんのことをロリコンだと思っている人がいますが、私はそれは違うと思うのですよ。 世間でロリコンとレッテル貼られてる…

榎宮祐著「ノーゲーム・ノーライフ」を読んで

随分前にkindleのセールで6巻までの合本を購入したまま放置していたのですが、積んでる合本系の中では一番巻数が少ないので読み始めたついでに、現在発売されている8巻まですべて読みました。 内容的には異世界転生ものみたいな感じですが、舞台となるのが…

西尾維新著「悲痛伝」を読んで

西尾維新さんの悲鳴伝の続編なのですが・・・ 内容はもう悲痛ですね。 どの辺が悲痛かと言うと、齢十三歳の我らがヒーロー空々空が女子中学生の脚で踏まれたものを食べて「美味い」と言ったり、その子の来ているロリータファッションを脱がして自分で着込ん…

西尾維新著「悲鳴伝」を読んで

この本自体は割と早くにkindle化されていたものの、続編がなかなかkindle化されなくて読みそびれていた一冊。 ようやく続編のkindle化が発表されて読むことが出来ました。 この本はいかにも西尾維新らしくてよいですね。奇想天外な展開で、ぐいぐい読者を牽…

西尾維新著「人類最強の初恋」を読んで

いやはや、感慨深いものですね。 皆さんは西尾維新という小説家をご存じでしょうか。本と言えば電子書籍、それもkindleのことと言っても過言ではない今の世の中では、例え知っていても西尾維新という作家はあまり本を出さない人という認識だったに違いありま…

米原万里著「オリガ・モリソヴナの反語法」を読んで

kindleの日替わりセールで安かったので買ったのですよ。 内容的には同じ著者の「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」とけっこうかぶってますね。あっちがかつての同級生を探す話で、こっちがかつての恩師の過去を調べる話です。どちらも調査とチェコのソビエト学…

石川博品著「後宮楽園球場 ハレムリーグ・ベースボール」を読んで

石川博品熱が収まらなくなって、また石川博品作品を購入 私が今までこれを買わなかった理由は、スーパーダッシュ文庫だったからです。私はかつて新規レーベルが出た時は片っぱしから買っていたのですが、その時に読んだものがことごとくハズレだったりすると…

石川博品著「アクマノツマ」を読んで

kindleで普通に購入してから気づいたんですが、コレは出版社から出たものじゃなくて同人誌なんですね。 普通なら一般流通しなかった本が、ボタン一つで読めるようになるなんてホントいい時代になったものです。 作者の石川博品さんと言えば耳刈ネルリシリー…

武良布枝著「ゲゲゲの女房」を読んで

今さらですが、kindleで安くなっていたので買っていたのを読了。 私はアニメのゲゲゲの鬼太郎の三期が直撃となる世代なのですが、水木しげるさんの原体験というと父親が何処かから貰って来たバックベアードやら世界の妖怪がイラスト付きで解説されている本で…

アン・レッキー 著 赤尾秀子 訳 「叛逆航路 ラドチ戦史」を読んで

kindleでお安くなっていたのと、英米で新人賞総なめという話を聞いて購入したのです。 ラドチという架空の文明を描いた、宇宙が舞台のSFですが、これは読む人をかなり選ぶ内容ですね。前半部分は正直面白く感じなくて、危うく途中で投げ出すところでした。後…

竹河聖著「風の大陸」全巻セットを読み終えて

いのまたむつみさんの挿絵で有名な「風の大陸」の全巻セットをセールの時に買って、途中何度も中断しながらようやく読み終えたのですよ。 何故そんな苦行をしたのかというと、あの「弱い者達が夕暮れ さらに弱い者をたたく」バブル期という汚らしい時代をき…

まさかな

特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE 青春というのはどれくらいの時期のことなんでしょうか。小学生はまだ青春という感じじゃないし、中学がプレ青春・高校が青春ど真ん中で、大学は青春のロスタイムという感じでしょうか。私は本を次から次へと読むタ…

森橋ビンゴ著「この恋と、その未来。 ― 二年目 春夏 ―」を読んで

気がつくとシリーズの最新刊が出てたので慌てて購入。 アマゾンはkindleでシリーズの最新刊が出たら、お勧めメールを送ってくるべきだと思います。 私はおおむね何事にもおおらかで争いを好まないタイプなのですが、この世に許せないものが二つあります。そ…

森見登美彦著「有頂天家族 二代目の帰朝」を読んで

森見登美彦著「有頂天家族 二代目の帰朝」を読んだのですよ。 安心してください、「四畳半神話大系」とタイトルが似ていただけの「四畳半王国見聞録」と違って、こちらはまっとうな続編です。毛深い毛玉達の物語です。 続編なので雰囲気もそのままで、前の話…

「下ネタという概念が存在しない退屈な世界 11」を読んで

「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」もついに今回が最終刊。 このシリーズは個人の嗜好が制限される社会で、そんな社会を変革しようと試みる若者達を描いた政治小説です。それだけで若い読者は目をそむけそうですが、非暴力に徹して表現の自由を体現…

「すべてがFになる」シリーズ・ネタバレ

「すべてがFになる」シリーズをようやく全部読んだのですよ。苦しかった・・・ 嫌なら読むなという声も聞こえてきそうですが、まったく面白くなかった訳ではないのです。むしろ興味を引かれる部分は多かったくらい。 特に一人の人間の中に複数の思考パター…

森 博嗣著「作家の収支」を読んで

年末から風の大陸全巻を読むという苦行に疲れて一旦中断し、「すべてがFになる」シリーズを読破するという荒行に心を挫かれて途中で投げ出し、気軽に全刊購入なんてするもんじゃないなと心に誓った今日この頃。 軽くエッセイ的なものでも読んで気分転換しよ…

芝村裕吏著「宇宙人相場」を読んで

たまには毛色の違うものを読んでみようと思って、kindleのセールの時に買っておいたのですよ。 ところで皆さんは中二病的な作品というか、ぶっちゃけ俺tueee系の作品が馬鹿にされやすいのはどうしてだと思います? 私の分析では、それは客観性の欠如と作者の…

志村貴子著「青い花」を読んで

kindleで前半部分がお安くなっていたのでとりあえず1巻を買って読み始めて、そのまま8巻全部読み終わりました。電子書籍は読みたい時にすぐ買えちゃうので恐ろしいですね。 内容は凄く面白かったけど、とてもつまらなかったです。 もともと私は作者のシン…

長谷敏司著「My Humanity」を読んで

「あなたのための物語」がけっこうツボだったので、短編集の「My Humanity」も読んでみたのですよ。 結論から言うと、面白くない訳ではないけれどイマイチのめり込めませんでした。 短編というか、長編の序章とか一部とかスピンオフ番外編みたいな感じのもの…

悩み中

最近、kindleのセールがお盛んですね。 さらにシリーズまとめて買うとお安くなる 「まとめ買い」コーナーも出来て、攻めてきてます。 こーゆーユーザーが便利になることはどんどんやってほしいです。 もう既に来年3月くらいまでは過ごせそうな分量を購入済…

長谷敏司著「あなたのための物語」を読んで

kindleのセールで「風の大陸」の全巻合本を購入してしまったので読み始めたら、あまりの分量に途中で気分転換したくなったので、伊藤計劃さんのファンがよく読んでますよとアマゾンが勧めてくるこの本を購入しました。 ちょうど「ハーモニー」の映画も見た後…

魔術士オーフェンを読みなおして

人間、四十年以上も生きているといろいろと間違いを犯します。後になってみると、何故そんなことをしたのか理解に苦しむようなことをしてしまったりするのです。私にとってそんな苦い経験の一つが、オーフェンシリーズをリアルタイムで読んでいたということ…

kindle三周年

ふと気がつくとkindleも三周年ということで、電子書籍も順調に増えていて嬉しいかぎりですね。いろいろセールしているみたいですが、風の大陸が全巻セットで1459円だなんて・・・ そもそもこのブログを始めたきっかけのひとつが、初めたばかりで電子書籍も少…

九井諒子著「ダンジョン飯」を読んで

評判になっているのは知っていたんですが、トリコ的なアレかと思って初めは無視していたんですよ。でもカドカワフェアでいろいろ物色している時に、作者が「竜のかわいい七つの子」と同じ人だと気付いて慌てて買いました。 いやコレ面白いですね。もともとこ…

「北欧女子オーサが見つけた日本の不思議2」を読んで

外国人から見た日本というテーマの4コマエッセイ漫画の二冊目です。 最近は日本が凄いと外国人に褒めちぎらせる、いわゆる愛国ポルノが氾濫していますが、こちらはオタク分野以外では割と冷静に日本と北欧の違いを書いているのが特徴。特に今回は自国のスェ…

「ディーふらぐ10巻」を読んで

ギャグはいいですね、心が洗われます。特に細々と積み重ねていくタイプは・・・ 前回の引きから今回は他校のゲーム制作部とのバトルになるのかと思えば、そちらの展開は完全放置!今回は妹編とでも言うべき内容ですね。 一話が柴崎さんちの妹のつつじがメイ…

山形石雄著「六花の勇者」を読んで

kindleでお安くなっていたので六巻までまとめ買いしたのですよ。 アニメでやってる所まで読もうと思ったら、やめられない止まらないで結局六巻まで全部読んでしまいました。いやあ、面白いですね。 ファンタジー物で推理要素ありというと米澤穂信さんの「折…

山名沢湖著「少年☆少女☆レアカード」を読んで

kindleのセールで見つけた漫画を読んでみました。 ジャンルはラブコメというには恋愛要素もコメディ要素も大きくなく、どちらかというと日常系でしょうか。子供向のリズムゲームをたまたまプレイした中学生の女の子が、そのゲームを通じて学校で人気の男の子…

半藤一利著「日本のいちばん長い日」を読んで

今年は戦後70年という節目だし、まあ教養として読んでおこうかと思ったのですよ。 ぶっちゃけ面白くは感じませんでした。 まあ初めから結末は分かっているというのは、小説として読む場合には大きなハンデですよね。小説しとして読もうとすると、時代背景は…

半藤一利著「あの戦争と日本人」を読んで

ホントは「日本の一番長い日」を読もうかと思っていたのですが、同じ著者のこちらの方が新しくて安くなっていたので購入。 幕末から昭和までの日本史を俯瞰して語るエッセイ集みたいな感じでしょうか。この人の本は初めて読むのですが、ざっくばらんな感じで…

西尾維新著「掟上今日子の挑戦状」を読んで

西尾維新さんと言えば私の記憶では多作な作家さんなのですが、kindleがメインのこちらの世界ではまだ3冊しか出版していない新人さん。 そもそも紙を作るには森林の伐採が前提で、印刷にも製本にも輸送にも資源が必要です。無論電子書籍を作るのも販売するの…

「独創短編シリーズ2 野崎まど劇場(笑)」を読んで

2巻目ですが、1巻は紙で買ったのでこのシリーズをkindleで読むのは初めてです。 独創短編シリーズ2 野崎まど劇場(笑)【電子特別版】<野崎まど劇場> (電撃文庫) 作者: 野崎まど 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス 発売日: 2015/06/03…

お勧め本

今週のお題「読書の夏」 本なんて腐るほど読んでいて、実際に腐らせた経験から電子書籍へ移行した私ですが、今日お勧めする本は残念ながらkindleにはまだありません・・・ それはミヒャエル・エンデの「モモ」と「はてしない物語」です。この二冊は出来るだ…

田中ロミオ著「犬と魔法のファンタジー」を読んで

kindleで田中ロミオさんの新刊が出たので読んでみたのですよ。 これはファンタジーと謳いながらも「人類は衰退しました」とは趣が異なりますね。どちらかというと「AURA」とか「灼熱の小早川さん」と同系統の青春ものです。ってか、普通に現代ものとしてやっ…

森橋ビンゴ著「この恋と、その未来。  一年目 冬」を読んで

さてこのシリーズも三冊目、ビンゴさんの中でも最長のシリーズとなった訳ですが、正直この巻が私にとって一番の衝撃でした。 広島が舞台となっているこのシリーズですが、今回は前半が東京でのお話で、前シリーズのヒロインの東雲侑子も登場します。だがそん…

さがら 総 著「さびしがりやのロリフェラトゥ」を読んで

kindleでガガガ文庫を買う度に「この本を買った人はこんな本も買っています」とお勧めされたので購入。 これはよい童話でした。とある高校を舞台とした、一人称で章ごとに主人公の変わる短編集なのですが、各話の登場人物はほとんど共通です。一人称なので主…

ジャレド・ダイアモンド著 楡井浩一訳「文明崩壊」を読んで

「銃・病原菌・鉄」も読みましたが、実際に読んでみたかったのはこっち。 文明が崩壊するという現象をいろいろな面から検証して、今でも継続している文明と滅びた文明の間にどんな違いがあったのかということを論じるとても痛い本です。 前の「銃・病原菌・…

ジャレド・ダイアモンド著・倉骨彰訳「銃・病原菌・鉄」を読んで

先週から日照が少なく、ベランダ菜園の野菜ときたらゴーヤは実がほとんど成長せず栄養がいきわたらないのか花がつぼみごと全て枯れ、ピーマンの実の成長も芳しくなく、トマトは完熟する前に実が強風に煽られて落下するという有様。 今週もまた雨ばかりのよう…

森博嗣著「すべてがFになる」を読んで

kindleのポイント還元セールの時に購入したものを読了。 推理小説は悪趣味なジャンルだと思っているので私はあまり読まないのですが、アニメになるという噂を聞いたので読んでみることにしました。 推理小説も短編ならまだ謎解きをメインとしていられますが…

伊藤計劃×円城塔「屍者の帝国」を読んで

こりゃ感想を書くのが難しい本ですね。 ストーリー自体は凄く面白いし、映画になる予定もあるようなので、興味のある方はこの本を読むよりそちらを待った方がいいと私は思います。 これは短編集の方でプロローグを読んだ時に、無茶苦茶面白くなるだろうと確…

伊藤計劃「The Indifference Engine」を読んで

伊藤計劃さんの短編集ですが、例によってkindleのポイント還元セールでゲットしたのですが、ちょいと私には合わなかったです。 合わなかったというか、二次創作的なお話が多いので、元ネタ知ってないとよく分からないです。伊藤計劃さんの文体が好きというな…

米澤穂信著「満願」を読んで

kindleのポイント還元セールで購入したのですが、正直これは失敗でした。 面白いか面白くないかで言えば面白かったし、非常によく出来た推理小説の短編集なんですよ。その昔誰かが、よく出来た短編小説を辻斬りに例えていましたが、この本はまさにそれ。油断…

「北欧女子オーサが見つけた日本の不思議」を読んで

外国人から見た日本というテーマ、いろいろ再発見が多いので私は好きなのです。ほら、習慣化してる行動って当たり前になり過ぎてなかなか客観的に見れないじゃないですか。そーゆーとこに気づかせてくれるのがよい訳です。 ただ最近は日本はこんなに凄いみた…

大量購入

今週のお題「私がアツくなる瞬間」 私は基本的に論理の人だから、あまりアツくなることはありません。 怒りに我を忘れたり、喜びで細かい事が気にならなくなることなんて1年のうちに365回くらいしかないですよ? そんな私ですが、いやはやアツくなりました…

最近のライトノベル

今週のお題「最近おもしろかった本」 本は毎日読んでいるものの、残念ながら最近それほど心を動かされることがない・・・ これは歳のせいで心が摩耗して面白いと感じる能力が無くなったのかと心配になるものの、他のものではいろいろ楽しめるので、恐らく面…

いろいろ感想

毎日本を読んではいるものの、最近はどかんと感想書きたいと思う程のものはないのでまとめていきます。 はたらく魔王さま 12巻 つじつま合わせに終始した挙句、情報を小出しにする引き延ばし状態に突入。 待てば海路の日和ありとはいいますが、あれは人事を…

「ハーモニー」を読んで

カドカワのセールで買った本をようやく読みつくしたので、カドカワ以外の本を物色。伊藤計劃の三冊目の長編です。 「虐殺器官」の時も書いた気がしますが、やっぱり作者の生き様がドラマチックなもので、読んでてもどうしてもそっちの印象に引っ張られやすい…

「下ネタという概念が存在しない退屈な世界8」を読んで

あとがき読んだらこれをアニメ化する話が進んでいるようで・・・ 1ページに放送禁止用語が平均3つ入っている話のアニメ化とか、ガガガ文庫は馬鹿なの?ソフィアの声優さんは能登さんでお願いします。 さて様々な政治的問題提起を続けてきたこのシリーズで…