kindle沼日記

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きな臭い日々

最近はイラクの騒乱やら何やらきな臭いことになっていますが、そもそもなんでこんなことが起きるんでしょうね。いや宗教とか貧困とか政治的背景にいろいろ問題があるというのは置いといてですね、ちょっと手段の方を考えてみたい訳です。

 

反政府組織やらテロ集団が槍や棍棒持って暴れまわる分には、それほど大事にはならないわけでしょ。そこに住んでる地域の住民からすればそれなりにやばいかもしれませんが、これほど国際世論を動かす程の事件にはならないですよね。
彼らが重火器で武装してるからこれほど問題になるんですよね?

 

ところで私は反政府組織が重火器を作成していたなんて話を聞いたことがないんです。麻薬を栽培して資金源にしていたなんて話はちょくちょく聞きますが、重火器を栽培するなんて出来ないし、作る技術もないですよね。
じゃあその重火器はどこで作られているんですか。
アメリカ・ロシア・中国・・・あちこちで作られてはいるんでしょうが、その大半は国連の常任理事国で作られてるわけですよね。

 

今回のイラクでは国連は出しゃばらないようですが、治安維持と称してちょくちょく派兵してますよね。自分達で武器を作ってばら撒いて、それが激しく使われている所にやはり武器で武装した集団を送り込む。実にマッチポンプです、本当にありがとうございました・・・

 

国連の掲げる世界平和なんてその程度のものでしかない訳です。中二病的に表現するなら、この悪意に満ちた世界という感じ?

 

勿論、今重火器を使って人を殺しまくっている組織があるなら、多少強引な手段を使ってもそれを止めようというのは仕方ないですが、それと同時に武器輸出国への制裁をしないとただのその場しのぎか拝金主義者のいい訳でしかありません。

最近は日本でも武器輸出の甘い汁に吸いつきたい政治屋がいろいろと煩く活動してますが、世の中に溢れる武器の数が多くなれば多くなるほどそれが自分に向けられる可能性が高くなることを忘れていやしませんか。いや普通テロや暴動に巻き込まれるのは一般市民なので、政治屋にとってはあまり関係ないんでしょうが・・・

 

そろそろ人命を奪わずに行動を封じる大量捕縛兵器とか開発されませんかね。そういうのを開発しない限り、日本が税金使って海外派兵で武器商人の片棒を担ぐ必要はないと思います。得するのは政治屋と武器商人くらいのもんですよ。