kindle沼日記

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小さな悩み

最近ちょいと悩んでいるのです。
アニメのプリパラにおけるプリパラとはどんなシステムなのかということに。


同じような設定にアイカツアイカツシステムがありますが、あちらは拡張現実のシステムですよね。人間もステージも実在してて、ステージ衣装とアピールの時の効果がシステムによって作り出されている訳です。
ただステージ衣装も立体映像なのか3Dプリンタ的なもので一瞬で縫製してる可能性があるし、ジョニー先生レベルになるとジャージで普通にスペシャルアピール出してたので、拡張現実ではなく物体を自由に操るというシステムなのかもしれません。

 

逆にプリパラの方は現実ではなくバーチャルですよね。プリパラシステムの中の人間はアバターであって外観は自由に変更できるし、ステージとかも現実には存在していなくて鑑賞するにはプリパラシステムにログインするかモニター越しに見るしかない訳です。
そこまでは分かるのですが、問題はアバターの自由度なのです。


登場人物の一人であるそふぃという女の子は梅干しを食べた時とそうでない時で性格が大きく違っていて、本人はそのギャップに悩んでいました。そしてそれは現実世界だけでなく、プリパラシステムの中でも同じなんですよね。どちらでも、梅干しが切れると地味な人間になる。
これはシステムがログインした人間の状態をトレースして忠実に再現しているということになります。そふぃは本人に二面性があるけれど、システムはその二面性を忠実に再現しているわけです。


逆に委員長は、現実とプリパラ内での外見も性格も完全に別物ぷり。
主人公のらぁらは性格は同じで、外見は友達が見ても気づかない程度には別物。

つまりですね、そふぃは正体がばれたくないなら委員長みたいにアバターは別物のまま固定してしまえばいいんじゃないかと思うんですよ。委員長の化けっぷりを見るに、アバターを本体と同期させない設定はあるはずだと思うんです。
それとも外見を固定してても態度でばれてしまうから、逆に親衛隊がそふぃの状態を把握しやすいようにあえて同期させてるんでしょうか。その辺の設定次第で随分解釈が変わってくるんですよね。

 

ただ普通のアニメだと肩ひじ張らずに普段の自分を認めようみたいな感じですが、プリパラの場合は背伸びしたり着飾った自分も本当の自分という感じみたいですね。
校長先生がプリパラを敵視するのはそんなところも関係するのかな。
教育者的には「等身大の自分」みたいな方がよさそうだし。

 

後はらぁらが初めてプリパラにログインした時、アバターの設定とかしてなかったけど、どうやったら外見設定を変えられるのかとか、ログインしている間は本体はどうなってるのかとか、悩み始めるといろいろ止まりません。

 

そこまで細かい設定は考えてないという可能性が一番高そうだけど・・・

ちなみにそんな設定ばかり気になるのは、小学生に認められて喜んでいる中学生達というちょっと辛い展開から目を逸らしたいという訳ではないはず・・・