kindle沼日記

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冬の枕

テレビ枕というものを見つけたのですよ。 

 ホントは介護ベッドが欲しかったのです。

 

毎年、冬が来るたびに思うことは「ベッドで生活したい」なのです。
寒い朝、震えながらベッドから出る時間を少しでも遅らせたいじゃないですか。
今年はタブレットがあるので、いろんなことが寝転がったまま出来るようになりました。とは言っても、べったり寝たままでは息苦しい。肘をついたり反身になるのも長時間は無理。
ならば介護ベッドでリクライニングしてしまえと思ったのです。

 

でも今の部屋のレイアウトは、今のベッドの大きさを前提にしているのです。
無駄なくみっちり家具を並べたので、サイズの違うベッドを買おうとするとレイアウトから見直さなきゃいけない。それはそれで面倒なので、何か妥協策はないかと検討していたところ発見したのがテレビ枕でした。

 

さっそく購入して試したところ、少し微妙。

上の写真みたいにそのまま使っていると平らすぎて身体の収まりが悪いのです。それでひっくり返したところ凹凸がいい感じなのですが、ちょっと横向いた時に腕というか肩の逃げ場がないので圧迫されて苦しい。これじゃテレビを仰向けのまま見下すように見るしかありません。
カバーのファスナー開けてみたら、中身は目の細かい発泡スチロールのようなひと固まりのクッション。そんな訳で真ん中のクッションを取り出して縦に真っ二つにして半分だけにしてみました。


これで横を向いても肩を隙間に逃がすことができるようになって、かなり楽。

 

次の問題はサイズでした。

初めはこのテレビ枕を状況に合せて使ったり使わなかったりしようと思っていたのですが、軽くはあるものの思ったより大きくていちいち取り出したりするのが手間なのです。ぶっちゃけ寒い朝にそんなことしたくない。もういっそ常用の枕にしてみようとそのまま寝てみたら、翌日首と肩がガチガチに・・・


どうもてっぺんが山形のカーブで首が固定されないせいか、寝てる間にかなりの力がかかっている模様。仕方ないので頭部のクッションも取り出して、中央部分を深さ五センチ程えぐりとりました。結局、こんな感じに・・・

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これで頭の座りもよくなって、今のところ問題なし。
タブレットを使う時も横になればタブレットをペタンと下に置いたまま使えるし、飲み物も寝そべったまま飲めるのでいろいろと捗ります。

買った商品をそのまま使えるのが一番いいことではあるのでしょうが、このサイズで自由に加工可能なクッションというのもなかなかないので、自分だけのこだわりの一品が欲しいという人なら挑戦する価値はあるかと思います。

これでこの冬は怠惰に暮らせそう・・・