「独創短編シリーズ2 野崎まど劇場(笑)」を読んで
2巻目ですが、1巻は紙で買ったのでこのシリーズをkindleで読むのは初めてです。
独創短編シリーズ2 野崎まど劇場(笑)【電子特別版】<野崎まど劇場> (電撃文庫)
- 作者: 野崎まど
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2015/06/03
- メディア: Kindle版
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短編集ですが、画像を使ったネタが多いので漫画みたいな画像形式のページと、通常の文字形式のページの二通りで収録されています。ただkindleの仕様なのかどうかは分かりませんが、画像形式のページは拡大縮小が出来ないので、そのままでは文字が小さすぎて読めません。10インチのタブレットでも無理です。
読めないくせにデータ容量は大きいという、もう害悪にしかなっていません。
初めは文字形式でも収録されてるのに気づかず、危うく消去するところでした。
こーゆーの見ると担当編集者は実機で確認もしてないのかと呆れた気分になります。
それともkindleユーザーに対する嫌がらせのつもりなのでしょうか。
本が昔ほど読まれなくなったなんて言う人がいますが、こーゆーユーザーのこと考えてない編集が増えれば廃れるのは当たり前でしょう。
小説の方は残念ながら1巻程のインパクトはありませんが、マンネリというほど型にはまっている訳でもないので、1巻が楽しめた人なら十分楽しめるかと・・・
全体的に二つの関係ないネタを無理やりミックスして作った話が多くて、1巻の時より荒唐無稽さが薄れた感じもしますね。
没になったネタの方が面白かったので、やっぱり担当編集が悪いんじゃないかという思いがちらほら・・・
今回一番のお気に入りは「まごのてコレクション」です。
アイデアだけの出落ちネタだけでなく、最後にきちんと落ちがあるのがよかったです。